私は、『私』の為に死を選ぶ。 ー前編ー
まだここのシステムの使い勝手がよく分からず書き難かったので、前編・後編に分けましたすみません!何時かは長く書ければ良いなとは思うのですが、果たしていつになる事やら・・・。(遠い目)
しかし、投稿は出来るだけ速く長くするつもりなので生暖かく見守って、楽しんで下されば幸いです!
ー 人間とは一体如何なるものか? ー
その答えは「成長するもの」「間違えるもの」「知恵のあるもの」「愚かなるもの」と人によって様々だろう。まあ、恐らく肯定的なものが多いのだろうが・・・。
そんな哲学染みた問いを考える私にとっての人間。それは ー
『復讐の為に殺すべきもの』である。
あいつらは私が苦しい時に助けてくれなかった。ずっと気付いてくれなかった。私の仲間を見殺しにしてきた。一部の例外を除いて、人間は私にとっては憎き仇敵で、私の人生において到底許す事が出来ぬ存在であった。
だから、殺した。殺して殺して殺し尽くした。男も女も、善人も悪人も、富める者も貧しき者も、健常者も障害者も。私は自身の国家機関のエージェントとしての暗殺任務とは別に私生活でも持てる知識、技術、能力全てを用いて、多くの屍の山を築いてきた。その報いだろうか、私の精神及び人心は徐々に止まる事を知らない憎悪・復讐心に呑まれていった。その内、大切な「彼等」にまで牙を向ける『獣』に成り果ててしまうだろう。それだけは何としても避けたい。だから、私は ー
前書きにもありました通り、暫くは短い話で区切られます。読者の皆様には多大なご苦労をお掛けしますが、何卒ご容赦頂きたく存じます。
それでは短くはありますが、後書きは以上になります、もし当作が気に入って下さいましたら。次回も見て下されば幸いです!
では
「私は『私』の為に死を選ぶ。 ー後編ー」
お楽しみに!