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超短編

寝ないと。

作者: しおん

寝ないと。


寝ないと明日が辛いことは、わかりきっている。

でも、眠れないんだ。


なぜこんな日に限って、夕方に仮眠をとってしまったのか。後悔してもしきれない。むしろ寝る前の自分に寝るなと言って殴ってやりたいぐらいには自分自身に怒りを覚えている。


でも、寝てしまった事実は、いくら覆そうとしても絶対に変わらないし、変えられない。


きっと、このまま何時間か寝れないまま過ごして、朝がくる頃にようやく睡魔に襲われ始める。そして、翌朝学校に遅刻するというシナリオが目の前まで迫ってきている。逃げる術などもっていない。


さて、困った。


こうやって考えているうちに思考が冴えてきたぞ。目がぱっちりと開き切っているぞ。身体中がみなぎってきたぞ。


ここで下手に運動すると、逆に疲れて翌朝大変なことになりかねない。だからといって、このままでは寝ることは絶望的だ。


寝ないと……。


寝なくては、明日が辛い。


読んでくださって、ありがとうございました。

感想などいただければ幸いです。

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― 新着の感想 ―
[一言] あるあるネタですね! ぼくもよくあります。ついうなずきながら読んでしまいました。 この短さで小説としてさらに面白くするとなるとかなり難しいですが、「おっ!」と思うような独自の表現や斬新な切り…
2014/05/21 16:51 退会済み
管理
[良い点]  寝ようとすればするほど眠れない……その辛さがよく描かれていました。これは辛い(笑) [気になる点]  悪い点ではないですが、就寝前の行動など書かれればお話に厚みが出ていいかも、と思いまし…
感想一覧
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