21-10
「ん?どうしたん澪梓、俺の顔なんかついてる?」
「えっ・・・あ、なんでも・・ない、よ」
「そうか?」
無意識のうちに奏汰のこと見つめてたみたい。恥かしい。
そんな俺をみて皆笑ってた。うう、恥かしい。
莉兎さんと拓也さんに可愛い可愛いって頭撫でられた。・・恥かしくて死ぬ・・。
何となく有紀を見たら、有紀も笑ってた。良かった。なんともない。
教室に戻って午後の授業も滞りなく進んで、莉兎さんと拓也さんは部活があるからバイバイした。
2人ともバスケ部でレギュラーらしい。欧咲学園のバスケ部は全国レベルらしいから、
そこでレギュラーしてる2人は凄い。
奏汰は放課後に先生に呼び出し受けてるらしくて、青い顔と重い足取りでさっき教室出て行った。
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さて、皆様覚えてくださってますでしょうか。
この学園の名前のこと・・・。
お忘れになっている方もいらっしゃるとおもいます。・・欧咲学園です。
‐coR‐は忘れてました。てへぺろ☆
名前を出す場面がなくて困ってたんです。今回やっと出せて良かったです。
莉兎と拓也は1年からレギュラーです。
莉兎は小さい体を生かしてすばしっこく動き回り
拓也は動き回る莉兎の位置を的確に判断してパスを回すという。以心伝心です。
2人は欧咲学園のゴールデンコンビ。負けなしです。
という、一応作った小さい設定です。笑