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ゼロのココロ  作者: すぴ
不機嫌
78/84

21-6



「ほらほら、学食行くでー!」

「はいはい」


奏汰に言われて、皆が動き出す。今歩いてる理由を忘れてた。そういえば学食に行く途中だった。


「僕すっかり忘れてたよー!」

あははって言う莉兎さんに、俺もって賛成する拓也さん。俺もですとは言い出せなかったけど、

心の中で、ですよね。俺も忘れてました。って言った。



学食について奏汰が扉あけたら、一斉に中の人の顔が向く。その瞬間に響く叫び声。

『山中様!!神崎様!!御珍しい!』

『小国君!斑鳩君!お似合いです!』

莉兎さんと拓也さんも人気があるって、初めて気づいた。確かに、可愛いしカッコいいもんね。


その中に混じる、俺のことに関する声。

『愛川、可愛いよな』

『あぁ・・・』



非難の声より、全然嬉しい。けど、その後に続いた『抱きたい』って言葉に背筋が震える。






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