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ゼロのココロ  作者: すぴ
不機嫌
77/84

21-5



我慢、我慢、我慢我慢我慢。って、心の中で唱える。

負けたら駄目だ。なににかは、分からないけど、負けたら駄目だ。

何故かそう思って、今も俺を睨みつけるその子を見つめる。

その子は吃驚したように目を見開いた後、さっきよりももっと顔を顰めて俺を見る。


「・・あ、の、何・・か?」

「ん?どうかした?」


俺は震える声を隠せずにその子に尋ねる。それに反応して有紀が振り返る。

その途端その子は破顔して、なんでもないですよ!って有紀に言った後走り去った。

怖、かった。けど、立ち向かえた。



確かに自分が成長してることが確認できて、自然と顔が緩む。

そしたら有紀が、何?何?って言ってきたから、なんでもないよ、って笑っておいた。






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