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20-10
「俺は全然いいぜ。澪梓はどう?」
「俺、も…いいよ」
「やったぁ!じゃあ、レッツゴー!」
「ゴー!」
そういって拓也さんと莉兎さんは立ち上がって扉に向かう。その時、扉が開いた。
「…は、はぁ…疲れたぁ……」
「あ、奏汰だー。おかえり!」
「お疲れさーん」
「おう…」
「奏汰、お、おかえり…」
「澪梓~!ただいまぁ!」
「そ、そう、た…。一緒に、学食、いく…?」
「おうっ!行く行く!!」
「なら、さっさと行くか。そろそろ混む時間だろ」
「ほんまや!はよゆってや有紀!」
「…て、お前が来たから遅くなったんだろ」
「そういえばそうやな!ならはよ行こか!」
20問題児? 終