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ゼロのココロ  作者: すぴ
心配
60/84

18-3



「なぁんかぁ」

「澪梓君って…」

「「すごい可愛いっ」」

「ふぇ?」


いきなり可愛いといわれて変な声が出た。2つの恥かしいことが重なって俺の顔は真っ赤になる。


「そういうところも可愛いっ」

「なんていうか、守ってあげたくなる感じ?」

「分かる!僕でも守ってあげたくなるー!可愛い!」

「だよな。これは危ないんじゃない?有紀」

「澪梓が可愛いことも危ないこともそんなこととっくに分かりきってるよ」


俺は3人の会話についていけずポカンとしている。

か、可愛いというのは置いておいて、危ない?

何が危ないのか気になったので有紀の袖のすそをチョンチョンと引っ張る





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