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ゼロのココロ  作者: すぴ
心配
58/84

18-1


*18 心配



ガラガラという音と共に扉が開く。

ざわざわしていた教室内も扉が開いた音に反応して振り向く。すると皆驚いたように目を見張った。

その視線の中心には勿論、俺。

視線が痛くて縮こまる。俯いて服のすそを思い切り伸ばす。


「澪梓くーん!」

「ぅわっ」


俺が扉の前で棒立ちしてたら、前から誰かに飛びつかれた。

その衝撃で倒れそうになるけど、その誰かは俺より小さくて軽かったから、よろけただけですんだ。

飛びついてきた人物を確認するために、さっき吃驚して閉じてしまった目を開ける。


すると、目の前に、ミルクティー色のふわふわの髪が目に入った。

この髪、知ってる。莉兎さんだ。


「莉兎、さん…?」

「澪梓君!覚えててくれたの~!」

「ぅ、うん」

「うれしい~!澪梓君全然学校こないから、心配したよー!」

「ご…ごめん、ね」

「ううん!元気ならいいのー!」


莉兎さんは俺にくっついたまま、俺と目と目を合わせてニコニコしてる。それがすこし恥かしくて、

さっきから、目を逸らすと抱きつかれるから、また目を合わせて、でも恥かしくて…の繰り返しだ。


そんなことをしてると後ろの上のほうから声を掛けられた。


「澪梓っ!!」

「あ、有紀」

「もう、なんで来るって言ってくれないんだよー!」

「ご、ごめん」

「教えてくれたら迎えに行ったのに!」

「あ、たつに…山中先生、に送ってもら、った」

「えー!兄貴だけずるいなぁ。」

「…あの、ね、有紀。ずっと、迷惑かけて、ごめん、なさい」

「ううん、迷惑なんて思ってない。」

「そーだよ澪梓君!有紀君は迷惑なんて思ってないのー!」


有紀に同意するように莉兎さんが俺に声を掛ける。それでもすこし不安だ。


「澪梓君、有紀は迷惑ってよりすごい心配してたよ。な、莉兎」

「うん、そうだねー……って、拓也ー!」






.

な、なんかキャラの口調とか難しい。

本当にキャラを忘れてしまいます。

ゼロのココロ一から読み直さないと…;;


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