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ゼロのココロ  作者: すぴ
安心
33/84

11

*11 安心



「んぅ…」


ここ、どこ?

さっきまで教室に居たはずだけど…?

俺は辺りを見渡した。


俺は真っ白なベッドに寝ていて、ベッドの周りには真っ白なカーテンがあった。

この雰囲気は保健室?

有紀が連れて来てくれたのかな。



俺は上半身を起した。少し目眩がした。



有紀を探すためにカーテンを開けた。

やっぱり保健室みたいで、同じようなベッドがあと5つ並んでいた。

部屋の中には包帯や消毒液が並んである棚もあった。


しばらく部屋を見渡してみると、有紀が居ない。俺を寝かしてくれた後教室に戻ったのかな?

どうしよう。


小学校の頃では、保健室から帰るときは先生に一言言って行かないといけないルールがあった。

この学校もそうなのかな?

もし、そういうルールが無かったとしても、

常識的に考えて、世話になった場所を出るときは挨拶をしていかないと失礼だろう。



けど、その挨拶する相手の保健の先生が見当たらない。

置手紙でもしたほうがいいのか…?

俺が悩んでいると、ドアが開いた。



「…お?目が覚めたかな?」


ドアから、白衣を着て眼鏡を掛けた優しそうに微笑む男の人が入ってきた。

きっと、保健の先生だ。



「は、ぃ。迷惑かけ、て、すいません…でした」

「あはは、いいよいいよ。それより、もう大丈夫かい?」

「はい…。 ありがと、ございました」

「うん、どう致しまして。」


そういって、保健の先生は微笑んだ。

ああ、なんかこの人好きだ。って思った。



「せん、せ。」

「ん、どうしたの?]

「名前…」

「ああ、僕は村田(むらた) 想真(そうま)って言います。よろしくね、愛川澪梓くん」


「むら、たせんせ。  よろ、しく」

「うん。よろしく。」


本当、何か好きだこの人。安心できる。



「また、来ても、いいです、か?」

「いいよ、何か合ったらいつでもおいで?」

「ありが、とう…ございま、す。  しつれい、しました…」

「はい、さようなら」

「さよ、なら」



俺は、安心できる空間を見つけた。





11安心 終

あ、はい。なんか無理やりって感じですね←

ごめんなさい。


とりあえず、村田先生は澪梓の癒しの場所にしようかと(



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