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ゼロのココロ  作者: すぴ
無自覚
26/84

9-8



俺が莉兎さんから手を離して、有紀の方を見ると

有紀と拓也さんが、顔を赤く染めて少し驚くように俺を見てた。



「…な、に?」

俺は変なことをしただろうかと不安になりながら尋ねた。



「え、いや、莉兎を泣きやませるとかすげーって思って…」

「それに、澪梓が可愛かったから…」


拓也さんに続くように有紀が言った。



「…?」


よく分からなかった。




「や、莉兎はさ、1回泣いたらもう全然泣き止まないんだよ。

 それを一瞬で泣きやませたからさ…。 ちょっとびっくりした」


「俺は、澪梓の笑顔がとてつもなく可愛かったなーと…」


「可愛く、ないっ」

俺はそういいながら有紀を少し睨んだ。


すると、ますます有紀が赤くなった。

訳が分からん。



「も、かわいすぎるからっ!」

そういって有紀が抱き付いてきた。

くるし…。

これは抱きつかれてるじゃない。押しつぶされてるだ。



「…ゆきぃ、おも、たい…」

有紀に押しつぶされてるせいで少し掠れた声。




.

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