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ゼロのココロ  作者: すぴ
クラス
18/84

8

*8 クラス


入学式も終わって、俺は有紀とたつにいに連れられて、他の人よりも先に体育館を出た。



「澪梓、大丈夫か?」

「あ、うん。大丈夫だよたつにい」

「澪梓、ごめんなー。俺がついていたのに。てか、俺も怖がらせちゃったし。」

「大丈夫だよ、有紀。有紀は守ってくれたじゃん」

「…うん、ありがとう。」

「へへ、」


「それより澪梓、今からこの学園のクラス説明をするから、ちゃんと聞けよ。」

「うん。」


「えっとな、クラスは全学年S,A,B,C,D,E,Fの7個に分かれてるんだ。

 クラスの分け方は、学力・運動神経・財力が重視されている。」

「うん」



たつにいが言うには、



Sクラスは、勉強・運動・家柄が抜きん出ている人達が集まり

Aクラスは、Sクラスには及ばないけど、勉強・運動・家柄が良い人達が集まってて

Bクラスは、運動は出来ないけど勉強が出来る人

Cクラスは、勉強は出来ないけど運動が出来る人

Dクラスは、勉強も運動もいまいちだけど、財力がある人

Eクラスは、どれも並な人達が集って、

Fクラスは、問題児とかが集まったクラス


ってことらしい。



「んで、澪梓。朝言った通り、お前はSクラスだ。

 それと、Fクラスってあったろ? Fクラスはどういう奴が集まった所か覚えてるか?」

「問題児の人とか集まったクラス」

「そう。Fクラスは、問題児が集まったクラスなんだ。

 Fクラスの中では殴り合いの喧嘩なんてザラだ。

 まあ、中にはいい奴も沢山居るんだが、8割ぐらいの奴は喧嘩っぱやくて、

 会えば殴る蹴るの暴行をしてくる奴も居るんだ。」

「…」

「だから、Fクラスには十分に気をつけろ。」

「うん」



「まあ、クラスの説明はコレくらいかな。」



「じゃあ、兄貴、澪梓、そろそろ皆も出てくるだろうし、先に教室に行こうぜ。」

「ああ、そうだな。 それじゃ、行くぞ」

「うん」




とりあえず、Fクラスの人には注意しよう。




8クラス 終

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