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プロローグ そして天才魔法使いは消えた

 「あなたはなんでもできるのね。天才よ。


  これでラーカス家は安泰ね。」


 『うん。』


 私はニコリと笑った。


 「天才魔法使い、お前は天才なんだだから


  完璧に魔法を使えなければダメだ。」


 『はい。』


 私は魔法の練習時間


 を増やした。


 「いいよな天才はなんでもすぐにできて。」


 『・・・」


 私は愛想笑いをした。


 「天才魔法使い。」


 「天才魔法使い様。」


 天才魔法使い天才魔法使い天才魔法使い・・。


 「もうやめて!!!」


 天才天才と呼ばれ続けて私を見てくれない。


 私は天才魔法使いとしか認識されない。


 そんなの私じゃない。


 私は天才なんかじゃないのに。


 頑張って手に入れた力なのに。


 努力して魔法使いの最高峰


 大魔法使いの一人になった。


 けどそれでも私という私を認識してもらえない


 もう魔法なんて嫌い。


 天才魔法使いももうお終い。


 家から出してもらえず世界もよくわからない、 


 ただ自分が自分じゃなくなるだけ


 ーーーーなら!


 家を出て大魔法使いの席を返して


 世界を知りにいきたい!


 もっと知らないこの世界を知りたい!


 「天才魔法使い」


 この名はもう消えるただのリリカとして


 生きてやる!


ーーーーーーーーーーー


 ただのリリカとして生きることを決めた


 リリカの旅は


 果たしてどうなる?


 はちゃめちゃで楽しい旅が今始まる・・・!


 

 


 

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