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私の在り方  作者: 涼風ん
4/7

事件は私たちを誘い込む

4月6日。

「よーし、みんな揃ったね!」

ニヤニヤとしながら小鳥遊が言った。

「実はね、私たち研究部の公式サイトに依頼が来たの!」

「公式サイトなんてあったんですか…」

「なんだよ悪いかこんにゃろー!」

小鳥遊が追いかけ回す。

「で、依頼って何なのよ」

「それがねー、ある調査を頼まれたんだよ」

『ある調査?』

「うん、なんでも、2年C組の国賀翔太(くにがしょうた)っていうやつに関して調査してほしいとのこと。とゆー訳で、どうぞ!」

ガラン。

すらっとした髪の長い子が入ってきた。

「ど、どうも。依頼した、川島琴音(かわしまことね)です」


「なるほど。じゃあ僕たちに国賀先輩に彼女がいるかどうかを調べてほしいってことですね」

「はい。私もできる限り手伝うのでお願いします」

「よーし、じゃあ新生日向学園研究部、活動スタート!」


「うーん、そうだなぁ」

伊代田が頭を傾げながら言う。

なぜかって言うと、

[じゃあ、まずは各々で国賀翔太について調査!1時間後に部室に戻ってきてね]

とのこと。

ちなみに今日のホームルームでこの伊代田がクラスの委員長になった。

入学早々にクラスメイトが1人いなくなって悲しいが、それでもみんなを引っ張っていきたいらしい。

「私、陸上部なんだけど、国賀先輩も同じで陸上部なんだよね。でもそれ以外は知らないかな」

「なるほど。ありがとう」

そう言って別れた。

正直どうでも良いのだけれど、部活でこう言う方針になってしまった以上仕方ない。

しかし他に聞いてもこれ以上の情報は拾えなそうなので戻ることにした。

「ん、もういるんだ」

なんて名前だったか覚えてない。

「いやー、友達に聞いてもわかんないって言われちゃってね。まだ入学して3日しか経ってないから多分1年はほとんど知らないんだよね」

「…そう」

「おっ、もう2人いるー!」

「いやそれが、1年じゃ知ってる人いなくて」

「私も陸上部っていうことくらいしかなかった」

「まあ、そりゃそうだよねぇ。一応情報は入ったけど、別にこれが大したのじゃないんだよね」

「あっ、もう3人いる。」

「お待たせしました」

「じゃあ、集まった情報を整理しよう!」


「なるほど、じゃあ整理すると、彼は陸上部であり、最近は部活を休みがち。陸上部員からは誰かと付き合ってる感じはなかったと」

「うーん、でもなんか微妙だね」

「ちょっと僕、気になったんですけど、良いですか?なんで川島先輩は国賀先輩に直接聞かないんですか?」

「!!」

「あはは…君ってデリカシーないんだねぇ」

「え、いや、そういうつもりじゃあ」

「ふふっ。ごめんね。確かにそうだよね。彼は、実を言うと私と幼馴染なの。だけど、私たち中学の時から話してなくてね…でも最近は学校にも来ていなくて心配なの。彼女がいるかどうかって言うのも大事だけど、私はそれよりも彼が今どう言う状況なのか大丈夫なのかを心配しているんだ」

悲しげな顔をして言う。

「なるほど、そうだったんですね」

「じゃあ、彼の家とかその辺調査してみよー!」

小鳥遊が言った。

4話目です。

実はまだこの日の話は終わってなくて、5話目も同じ日です。

どんどん描いていきたいです。

最後まで読んで頂きありがとうございます。

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