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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

立てば怪物、座れば暴君、歩く姿は大厄災

作者: アルマキアルマ

「これが非道だとわかっている。それでも、戻れない」

『あーもう! まだステータスが足りないの!? もう30回はやり直してるのに!』


 真冬の夜空の下、ホームで電車を待つ少女が、SNSに1枚のスクリーンショットと一緒にボヤキを投稿する。『りゅうほし攻略』のハッシュタグが付けられたそれには、すぐさまリプライが飛んできた。


『うわー、こんなステータスが高くても難しいんだ……』

『さすが、乙女ゲーにRPG勢を引き込んだ悪役令嬢! この微妙に手が届かない感じがそそられる!(死んだ目)』

『FF外から失礼。権能と好感度をマックスにすると安定しますよ』

『横から失礼、剣術があるとさらに安定しますぞ』


 少女は項垂れる。


『2つもマックスにしなきゃいけない上に、剣術もなの……』


 ため息をつきながら、画面をスワイプしてSNSからゲームの画面に切り替える。そこには、ユア・ルーズと書かれたリザルトが表示されていた。

 クエスト名は『大厄災 暴獣 リスノワール』。


『もう! 今度こそ絶対にクリアしてやるんだから!』


 『もう一度最初から挑戦する』のタブをタップした瞬間、少女の視界が揺れた。

 「危ない!」「このクソ親父! 暴れるな!」「手を伸ばして!」

 様々な声が聞こえるが、少女の頭は理解できない。


————あ、この明るいの、電車のライトだ。


 彼女が最後に思ったことは、それだけだった。



————————————……



「っ、はぁっ、はぁっ、はぁっ……」


 朝、陽の光を浴びて少女は勢いよく身を起こした。見慣れない部屋が視界に飛び込む。昨日荷解きしたばかりの寮の部屋だ。

 実家より数倍良質なベッドから飛び起きて、やけに装飾過多な鏡を見る。そこには夢で見た黒髪黒目の凡人女はいない。ストロベリーブロンドのゆるふわロングヘア、ピンク色のくりくりとした大きな目の美少女がいた。しかし、彼女は鏡に映る自分を、別の意味で知っていた。


「『聖剣の乙女』ソフィア・アルベール……」


 少女は青ざめる。液晶の生々しい質感が、指先に残っていた。

 彼女は思い出した。至って普通の女子高生だったこと、乙女ゲームが好きだったこと、最後の視界が電車のライトだったこと。そして、分かってしまった。今は前世でプレイしていた乙女ゲーム『白竜と黒竜と聖剣の乙女』、略して『りゅうほし』の世界だということを。自分が、そのゲームの主人公になってしまったことを。


「異世界転生ってこと!?」


 ソフィアは絶叫した。異世界転生は、前世で大流行していたジャンルだ。モテモテ、チートのどちらか、もしくはどちらもが確約されているジャンルだが、『りゅうほし』に転生してしまったと気づいたソフィアは膝から崩れ落ちる。


「ということは、”あの人”にいじめられちゃうの!?」


 ”あの人”というのは、『りゅうほし』最大の災害、リスノワール・ラモール・ガルグイユ公爵令嬢。いわゆる悪役令嬢だ。しかし、ただの悪役令嬢ではない。主に物理的に。

 ラモール公爵家は、竜の血を継承する一族だ。噂によれば、ご当主様は王城より大きい竜に変身できるらしい。当然、リスノワールも竜に変身ができる。怒りを買えば、社会的にも物理的にも潰されてしまう。しかも、リスノワールはプライドが山より高い。人間全体を見下しているまである。

 他の攻略対象なら多少マシだが、彼女の婚約者であるアーサー王子の攻略では、禁忌の呪術に手を染め、魔王すら乗っ取ってラスボスになってしまう。ここの戦闘で主人公が敗北すれば世界は文字通り滅亡するのだ。そして、その戦いに30回ほど負けて、前世の彼女は死んでしまった。


「ど、どうしよう……」


 鏡の横にかけられた制服を見て、ソフィアは涙を目に溜める。なんと、今日はゲームの舞台であるムーンストーン学園の入学式だ。

庶民ながら希少な光魔法を宿すソフィアは、救世主である『聖剣の乙女』に覚醒することを期待されている。そのため、魔法が使える貴族の学校であるムーンストーン学園に入学することになったのだ。

 もうゲームからは逃げられない。けれど、画面越しでも怖かったモンスターに勝てる自信が彼女にはなかった。


「ううん、落ち込んでいても仕方ない! アーサー王子にさえ近づかなきゃいいんだもん! というか攻略対象の人に近づかなきゃ平和じゃん!」


 ソフィアは鏡に映った自分を奮い立たせて、涙を拭い、ほぼヤケクソで制服に腕を通した。





 入学式は滞りなく行われた。クラス分けの際に、ソフィアはクラスメイトとなる令嬢たちに渋い目で見られていたが、ソフィアが思ったより罵倒の声は少なかった。なにやら、彼女たちは何か用事があるらしい。庶民のジャガイモ娘に構うことなく、ホームルーム終了後にはさっさと教室を後にしてしまった。ソフィアもおおよその人間が帰った後に、寮へ戻ろうと足を進める。


「すごい人だかり……」


 校舎と校門の間にある噴水の広場には、前が見えないほどの人だかりができていた。


「アーサーさまぁ」


「エリック様、今度お茶会でも……」


 人混みの中から聞こえる甘ったるいクラスメイトの声。猫撫で声で呼んだ名前に、ソフィアはクラスメイトの目当てがゲームの攻略対象であることを悟った。

 小柄なソフィアに彼らの姿は全く見えないが、見る気もない。イケメンは好きだが、命の危機には代えられない。反射的に人だかりの方とは反対側に顔を背ける。瞬間、ある人物がソフィアの目に留まる。


————あれ、あんなイケメン、攻略キャラにいたっけ?


 ソフィアは首を傾げた。美丈夫が身を隠すように木に背を預けていたのだ。

彼のスラリと伸びた長身は黄金比率で描かれた芸術品のようで、肌は陶器のように白い。長いまつ毛に縁取られた真紅の瞳は鋭く、見つめられたら並みの人間であれば、胸きゅんか恐怖で卒倒してしまいそうだ。攻略対象のシャルル・ラモール・ガルグイユに似ているが、彼は短髪だ。彼は結んだ髪が腰下まである。それに雰囲気も違う。シャルルは繊細でふわりと優しい薄幸の美男だ。対して彼は鋭い、有無を言わせない強烈な存在感があった。


————ここはゲームだけどゲームじゃない。みんな生きてる人間だもん、目立つ人はい……る……。


 再び歩みを進めようとしたソフィアはあることに気づく。


「リスノワールに、似てるな……」


 彼の特徴とリスノワールの特徴はほぼ一致していた。彼女にあって彼に無いのは豊満な胸と尻くらいだ。

 ソフィアと彼女とは同級生となるはずだった。イラストレーターのお気に入りと言われていた彼女は、立ち絵でもスチルでも存在感が強い。入学式当日も恐ろしいほどの眼力で主人公を睨みつけていたはず。しかし、その姿はどこにもなかった。

 俯いて考え込むソフィアに、大きな影が落ちる。


「今、何と言ったか」


「へ?」


 禍々しく唸るような声がソフィアの頭上に降り注ぐ。見上げれば、頭が何かに当たった。それはよく鍛えられた胸板。桃色の瞳を射抜くのは、鋭くぎらつく赤い眼光。

先ほどまで木陰にいた男がそこにいた。


「え、ぁ……その」


「何と言ったのかと聞いている」


「リ、リスノワールに似ていると、い、言いました……」


「来い」


 嘘を吐かせない強烈な眼力に負けたソフィアに、彼は背を向けて歩き出す。

 彼を怒らせてはいけない。そう本能的に感じ取ったソフィアは、小さい歩幅で彼の背中を負った。


 向かった先は寮……ではない。学園の裏に止めてあった一台の馬車だった。と言っても馬はついていない。御者もいない。黒い外装も相まって、いやに不気味な馬車だ。

 ソフィアは膝が笑い始めていたが、男にエスコートされるまま、馬車に乗り込むしかなかった。


「へっ、ひ、ひろい……」


中は馬車の外観では想像もつかないほど広い。ベッド、ソファ、ダイニングテーブル、事務用のデスクなど、生活から仕事まで完結できる広い部屋だ。寮の部屋の3倍はあるだろう。壁には扉もある。どうやら一部屋では無いらしい。


「そこのソファにでも座れ」


 次いで馬車に乗り込んだ男は、それだけ言って部屋の隅にある扉の奥へ姿を消した。

 ソフィアはそそくさとソファに向かい、ゆっくりと上質な布に腰を下ろす。恐る恐る部屋を見渡すと、飾り気は少ないが質のいいもので拵えてあることが素人目にもよく分かった。しかし、あまり品のないことをしてはあの恐ろしい男に何をされるか分からない。ソフィアはすぐに目を閉じ、男が来るまで奥歯をガチガチ鳴らしながら固まっていた。


「紅茶とコーヒー、好みはあるか」


「こ、こうちゃがすきです」


「ミルクと砂糖は」


「さ、砂糖を10個ほど……」


「入れ過ぎだろう」


 ソフィアは困惑していた。目の前で小言を言いながらも紅茶に角砂糖を10個ぶち込む男に。

 扉から出てきた男は、紅茶とコーヒー、そしてお茶菓子が乗った盆を持っていたのだ。自分の身の回りのことなど他人に全て任せそうな雰囲気を醸し出す男が、慣れた手つきで紅茶とコーヒーを入れる。その姿は何ともチグハグだ。10個も砂糖が入っているはずの熱い紅茶も、ソフィアには味がしなかった。


「本題に入るぞ」


 男は足を組み直すと、出会った時と同じ嘘を許さない視線でソフィアを射抜く。


「“リスノワール“をどこで知った」


 心臓を鷲掴みにされるような低い声。怒りか、それとも常にこのような恐ろしさなのか、ソフィアには分からない。

あまりの恐怖にソフィアは前世の名前から、ゲームの全てのエンディングまで、全てを吐いた。


「なるほど」


 ソフィアの話を遮ることなく、全てを聞いた男はそれだけを呟いた。ソフィアが怯えていた激昂をすることもなく、淡々としている。コーヒーを飲む手も震えていない。


「おそらく、そのゲームに出てくる“リスノワール“は、自分を討ち果たす者が婚約者でさぞかし安心しただろう」


「じゃあ、あなたはやはり……」


 恐ろしい予想に、ソフィアの背筋が凍りつく。しかし、男は首を横に振った。


「私は、シャルル・ラモール・ガルグイユだ」


「そう、なんですか……?」


 ソフィアの記憶にあるシャルルは、濃い紫の緩いウェーブがかった髪の青年だ。目元は優しく、右目の下にホクロがあった記憶がある。


「遺伝など些細なことで変化するものだ。私はリスノワールの実兄。妹に似ているのもおかしな話では無いだろう?」


「なるほど……では、リスノワール様は……」


 リスノワール自身は存在しているらしいことに、ソフィアは居ても立ってもいられなくなる。兄とこんな密室にいたと知られれば、最悪命が終わるだろう。


「5年前に、リスノワールが乗っていた馬車が崖下に落ちて死んだ」


 ソフィアは愕然とした。あの世界を滅ぼした、30回挑んで1回も勝てなかった大厄災が、すでに死んでいる。


「社交にも一切出ずに死んだからな、谷底に落ちて遺体も見つかっていない。お前がリスノワールの顔を知っていることが疑問だった。しかし、なるほどな。前世の知識とは」


 安心したような、どこか虚しいような風が、ソフィアの心に広がった。

 強かな悪の華ではあったが、全てに捨てられ、婚約者に執着する姿には胸が締め付けられたことを覚えている。フィクションの悪役といえど、それなりに愛着のあった人物の生々しい死に、処理が追いつかないソフィアの視界がぼやけていった。


「お前はこれからどうするつもりなんだ」


 シャルルの優しさを含んだはっきりとした声に、ソフィアの意識が戻ってくる。


「ぁ、その、何も決めていなくて……推薦されて周りに流されるまま勉強してここに来たので、本当に、何も……」


「では、シナリオ通りにグレイルアリーナを目指してはどうだ。ひとまずの目標としては最適だろう」


「えっ」


 思っても見ない提案に、ソフィアは目を丸くする。


「あの大会は、学年を問わない2対2の決闘で勝敗が決まる。上級生への下剋上さえ叶う大きな大会だ。ゲームではイベントとやらになっているらしいな」


「は、はい」


 シャルルの言う通り、グレイルアリーナはゲームでイベントになっている。聖剣の乙女として覚醒する重要なイベントだ。


「ゲームというのなら、数値やダイスで勝敗が決まるのだろう? もしくは戦略か?」


 大きくは間違っていない。乙女ゲームのイベントらしく攻略対象と共に参加し、これまで磨いた魔法と剣の技能、そしてパートナーの好感度が勝敗に影響する。


「……この世界でもその辺で勝負できたら楽なのだがな」


 シャルルは立ち上がると、壁に掛けられていた剣を片手に取った。


「持ってみろ」


「は、はいっ、あっ、わわっ!」


 ソフィアが剣を両手で受け取った途端、思わず手から剣が滑り落ちる。必死で剣を掴むソフィアだが、細身な見た目に反し重量がある鞘がソフィアの手から抜けていく。鋭い銀色の刀身が、行き場を失ってソフィアの柔い手に落ちてゆき————


「やはり、危ないな」


 シャルルの白い素手が、刀身を受け止めた。


「え、あ……」


「悪かった。人間の娘がここまでか弱いとは……。どこか切ってはいないか」


「シャルル様こそ、素手で……!」


「竜の皮膚はこの程度の剣では切れん」


 シャルルはソフィアの無事を確認すると、何事もなかったように剣を鞘に戻し、壁に掛け戻す。彼の言う通り、手袋が切れただけで、手自体は傷ひとつ付いていない。


「グレイルアリーナでは、この剣を握れなければ話にならない。相手は私が全て片付けることができるが、万が一お前が狙われた時、一発でも防げる力が無ければ優勝は遠いだろう」


「うっ、やっぱり、ゲームみたいに上手くはいきませんよね……」


 ゲームではターン数を考えてトレーニングの種類を選べば、グレイルアリーナを突破できる。しかし、先程少し触れた剣の重みだけで、ソフィアはこの世界がそんな生ぬるいものではないことを思い知った。


「正直、リスクが高い。情けない話だが、私でもお前の身の保障まですることはできないな」


 シャルルは頭を抱える。


「……断っても、いいのですか?」


 ソフィアの思わぬ問いに、薄い唇から笑い声が漏れる。


「断られたら、別の相手を探すだけだ。あくまで目標としての提案に過ぎない。しかし、お前は思ったよりか弱い。か弱いお前に傷を付けるなど愚の骨頂。何のための爵位だと?」


 俯いていたソフィアは思わず顔を上げ、息を呑んだ。

 微笑んでいたのだ。リスノワールによく似た、凶悪で美しい顔面が、慈母の如く柔らかく微笑んでいた。


「お前が妹の死を想った礼だ。グレイルアリーナまでの1年間に、過去の記憶と折り合いをつけられればと思ったのだが」


 「不要だったか?」と問うシャルルに、ソフィアは首を横に振った。


「いえ、ぜひご教授いただければ幸いです……!」


 ソフィアに断る理由はなかった。曲がりくねってはいるが、これはシャルルなりの好意だ。この様子なら、優勝はできずとも彼が1年は守ってくれる。それだけでもありがたい。


「剣を握るだけでなく、どこでも通用するよう徹底的に鍛えてやる。覚悟しておけ」


 公爵令息が直々に庶民に手解きをするなど、前代未聞だ。しかし、シャルルはその辺りの配慮もすると公言した。そして、「初日から門限破りをさせるわけにはいかない」と、ソフィアを帰路へ送る。その道すがら、ソフィアは仄かに心に芽生えるものを感じていた。


————やっぱり、この方はシャルル様なんだ。こんなに優しくて、妹想いで、素敵な方がリスノワールなわけがない。









「とでも、思っているのだろうな」


 薄暗い馬車の中、鏡の前で男は呟く。凶悪な美貌は一層凶悪に歪み、顔色には生気がない。ワイシャツを脱いだ胸元には、白い包帯のようなものが巻かれていた。男は、その結び目に手をかけると、一瞬で全てを脱ぎ去ってしまう。


「簡単に初対面の他人の言うことを信じるなど、愚かにも程がある」


 鏡に映るのは、濡羽色の長い髪に、鋭く縁取られた眼孔に鮮紅の瞳をはめ込んだ凶悪な美貌。そして、胸元に柔らかいふたつの果実を実らせた”女”。

 正に、立ち絵がそのまま動いているかのような、“悪役令嬢 リスノワール”がそこにいた。


「さぁ、せいぜい役に立ってもらうぞ。『聖剣の乙女』」


 世界を滅ぼした竜の女は、鏡に映る自分を見ながら、声を上げて嗤った。

————続く————


 リスノワールには、病気に苦しむ兄、シャルルがいます。ゲームでは健康だったシャルルは、とある不治の感染症を患っています。彼女は、兄を治療するためには手段を選びません。悪役であろうと、彼女は兄が治るのなら喜んでその役を引き受けるでしょう。


ここまで読んでくださりありがとうございます。

もっと増えてほしいですね、凶悪顔巨女。おすすめあったら教えてください。女攻めくらいの勢いで強い女が好きです


続きもかけてはいますが、なにぶん趣味全開ですので需要がなさそう。低評価でも、何かしら反応をいただけたら投稿します。ゆるふわ〜

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