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現在、俺たち全員森の側に沿って歩いている。
俺はただの教師だ。野外の法則とか知らない。生存知識も救援知識も常識レベルだけ、正しいやり方がわからない。だが俺は知っている。あの化け物の近くに待っているのは、間違えなくても、必ず正解ではない。
だって十米くらい巨大な不明生物が人間を食わなくても、俺らを気付かなかったら、化け物の体型に影響される可能性が高い。あの時死ななくても重傷するだろう。だから離れなくてはいけない。
そしてあの生物の生態とか習慣とか、専門な学者さんに研究しよ。
森の側に歩いていつぐらい経ったのだろう?足は少し重くなっていた。ちょっと辛くなったが、生徒たちを見て、疲労する人はまだいなさそうだ。若いから体力が続けるかもしれない。未だに誰も疲れたと言ってなかった。
これくらいまた行けるだろうと思っているいちに、突然一人が手を挙げて言った。
「中村先生!」
透き通った声でみんなに注目された。俺は足取りを止めて、学生群の中に手を挙げている生徒を見た。さっぱりな髪型で、ブロンズな肌の男だ。見た目では笑ったら歯が輝きそうなイメージだが、爽やかな感じが暗い表情に隠された。
「なんですか?あと質問する前に名前を言ってくれませんか?」
「あ、はい。僕は西条 武です。ちょっと提案したいだけなんですが、休憩していいでしょうか?」
うん?
疑問を感じた時、他の生徒たちもおかしいと思っているらしい。たぶんなぜいまだと思っているだろう。それに提案した西条くんも体力まだ余裕があるらしい。だから余計に怪しいと思う。
「理由聞かせてもいいですか?」多数な学生たちは嫌がるようだから、俺は理由を訊ねてみた。
「ええと、体力の……分配かな?すみません、言葉で表現するのはちょっと難しいです!つまりその、ここにいる人たちはタイ、体力が同じくないです。この上で、今は少し休憩したほうがいいと思います。あと、事故が起こった時も体力が必要です。救援の時間も不定なので、助けが来るかどうかがわからないうちに――」
「わ、わかったもういいです、西條くん!大体わかりました、あとの話続けなくてもいい……」
前半の話はまだ大丈夫が、“助けが来るかどうか”と言った頃、学生たちの雰囲気は一気に豹変した。すぐ話を止めたが、言わなくても感じれるはずだ。こんな敏感なことは勝手に触っちゃだめだ。
たぶん西條くん感じたのだろう。なんか目が覚めたように、手で口を隠して何も言わなかった。
西條くんが言ったのを聞いて、一部の生徒はただ黙って険悪な目で彼を見ていた。まあ、同じことを繰り返して強調しても標的になるだけだからな。
しかし、俺は確かに忘れたのだ。みんなの体力は同じではないことを。同じルートに簡単だったり辛かったり人によって違うことだ。また猛獣や天災などから逃げる体力も不可欠だ。無理しないのは確かだ。
俺は西條くんの頭の上を見て、アレがある。それに書いてあった内容は気になるーー「見習い登山」、「生存知識(初)」。
うんーー口裏を引いてみるか。
「うんーーさっき考え直して西条くんが言ったのを確かに一理あると思います。もしかして経験がありましたか?」
西条くんは手を下ろして首を横に振った。恥ずかしい顔で言った。
「遭難する経験はありませんけど、中学頃登山部に入ったので、少し心得があるというかな。」
「部活か……」と言って、
「どうしましたか?先生。」近くにいる男子生徒に聞かれてこう言った。
「いいえ、なんでもない。気にしなくていい。」と首を横に振って言った。
部活……あの未知な文字は一体どんな意味があるかわからないが、括弧にあった内容によって一つことが推測できる。それは未知な文字で書いたことは学生の能力と関わるだろう。
だけど自信がないのだ。迂闊な判断はできまい。
それに本当だとしたら、なぜアレがあるのは一部分の生徒だけ?他の生徒たちは能力がないわけがないだろう?とにかく、アレの件はやはり放って置くだ。
そして今はーー
「よし!全員、この前方遠くない大樹木に休憩しましょう。しばらく休んでから出発します。いずれにしても、体力の温存は大切です。これでいいでしょう?西条くん。」と俺は言って、西条くんを見た。
「あ?うん!」
たぶん質問されるとは思わなかったのだろう。西条くんはちょっぴり慌てて肯定した。そして、他の生徒たち少数な人は不機嫌な顔をしている。大半は無表情である。全体的には納得する人は多くない。
みんなが不機嫌な感情を表すのは、恐らく提案する人は見慣れない人と早く助けを呼んでほしいなのだろう。こうなったら、効果があるかどうかみんなに自分で判断するしかない。この雰囲気は一時に変えられないのだ。
それから、俺は愛村さんに先頭で、学生がはぐれないように、自分で最後尾に歩く。
その後、全員順調に大樹の下に進んだ。
樹の下に着いて、俺はーー学生たちと知り合おうと決めた。