第0話 僕
A:開いていただき、ありがとうございます。
B:ただいま別のストーリー作成中ため、不定期更新になります。
A:ほのぼのした日常だと思った!?
A:この話の内容はぁ!!
A:大きく!重く!分厚く!そして大雑把すぎる内容だぁ。
B:みなさま知っていたらだけど、「〇んたま」おもしろいよね。
A:自重さんはどこかに旅されました。
『ごめんなさい。私はあなたのことを気になったことがないし、好きでもないです。』
これで何度目だろう。
中学二年という思春期真っただ中に自分の好きな人に告白し、そして実らなかった俺がトイレに立っていた。
相手から、じかに渡された訳ではなく他の友人に遠まわしに渡された小さなメモ用紙。
それに書かれた短く、しかし重い文章に心を打ち砕かれた。
「高梨!知ってるか!?それの表に書いてあるハートマーク!あれ、男が書いたんだぜ!?」
俺の名前を呼んだ小野は振られた俺を見て、息もできないほどヒィヒィと自身の友達と笑っていた。
なにがそんなに面白いのだろう。
四つ折りにされたメモ用紙には開く前にハートマークが大量に書いてあった。
もともと同級生から細菌扱いをされて嫌われていた俺は内心『あぁ、たぶん断りの内容だろうな』と思いながらそれでもドキドキしていた。
なぜなら、俺は眼鏡を外せばイケメンの部類に入るからだ。小さいころはあまりにもイケメン過ぎて某有名な音楽グループに入るのか問われたぐらいだった。
だが、そんな俺はいわゆる残念系イケメンに入る。性格がダメダメだったのだ。
当然だろうと思うと同時に、別方向から打ち砕かれた淡い期待と男が書いたというハートマークに寒気と吐き気を催す、同時に女性がどんなに最低最悪でクズな存在なのかが理解できた瞬間だった。
小野に言われると同時に俺は文章自体は本人が書いたであろうその手紙をビリビリに裂き、そして和式トイレに捨て、蛇口を捻り文字通り水に流した。
流しているものは手紙に込められた悪意と自身が持っている女性に関する憧れ、期待感。
流し終えた後、それを見ていた周囲の奴らは笑いながら『まじで捨てたの!?』とそれでも俺を馬鹿にしながら高笑いをしていた。
俺はこの瞬間に一つ決めた。
「もう二度と、俺からは告白しないしされても絶対に断る。」
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「桜咲く今日この日に、当校に入学できたことを誠にお祝い申し上げます。」
そんな出だしと共に、校長先生のこれから長くなるであろう話を右から左へと流しながら俺は聞いていた。
あの忌まわしい中学時代から早1年と少し、俺は高校生になっていた。
すこしでも中学の同級生と離れるためにあえて、自身が住む自宅よりも遠い学校を選んだ。
意図的に自分は頭が悪いというように見せかけ、親にも近くの高校ではなく遠くの偏差値の低い高校でないといけないように見せかけた結果だ。
親には感謝しないと。これで俺のことを知っている人物はほとんどいなくなるのだから。
ちなみに頭の良い高校に行くこともできたが勉強するよりも勉強しないほうが楽なので楽な方を選んだ結果だ。
そんな感謝と共に、高校生活は楽しいものになるのだろうかと期待を膨らませながらその長い他人話を聞くふりをしていた。
しばらくし、どの学校でもおなじみの校長長話が終わりそれぞれの教室に向かうことになった。
「(俺の席は17番か。)」
黒板に記載されている氏名欄に沿い自身の席に着席する。
全員が静かに着席すると同時に担任の教師が自己紹介をし始めた。
「まずは、みなさん入学おめでとうございます。今日からみなさんの担任になる。金井と申します。これから先、卒業までよろしくお願いしますね。」
よろしくと言われ席に着いた各々が小さくよろしくお願いしますと言い始める。
そして今日この日から俺の高校生活が始まる。
そしてそれと同時にこの三年間で、いや、半年間で中学と同じような状況下になることはこのとき俺は知らなかったし、知る由もなかった。
それでは話を始めるとしよう。
この俺、高梨(仮名)が実際に体験した普通(?)の高校生活を。
A:今回のあとがきぃ!!
B:まじで自分の体験した話を入れてるからすごいよねぇ。
A:ほんとだねぇ。
B:ところでこれって複数人で作っているって噂だけどほんと?
A:それがほんとなら不定期更新なんてしないよぉ。
B:まぁそうだよな!!
A:複数人格者が書いていることは間違いないけど。
B:厨二病乙。