↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
無限転生の召喚士  作者: 阿澄龍之輔
86/115

二章 17 元魔王の実力

慌てて書き終えたので訂正箇所がある可能性がありますm(__)m

「ーーな、なんじゃ?どうなっている?」

「これはーー少々まずいですね」



先の言葉はジンバック、後はゼクスである

そのゼクスは上空にいる主、ボルガを見据えると隣に佇む前魔王にも視線を注ぐ



「まさか本当に前魔王(・・・)がこの大陸にいるとは・・」

「ほぅ?あれがお主らと敵対している魔族か。たしかに凄まじい力を感じる・・あれとは戦いたくないのぅ・・」



そう表向きはしみじみと語るジンバックだが内心冷や汗をかいていた

離れていてもその強さは肌で感じているらしい

そしてそれはゼクスにも言えることだった



「それにヴァイシュラヴァナの後に出てきた人間、何者ですか?リゼを倒すなんて並の人間にはできませんよ?本当に人間ですか」



そしてゼクスの狐太郎を見つめる目、その瞳の奥に若干畏怖が交じる

その言葉にジンバックも地上で戦っていた狐太郎に視線を移す



「・・さてな。わしにもコタローの事は詳しく知らん。何かしらあるのは間違いないがの」



ジンバックもわからないと言うふうな表情で答える

しかし彼は何度かこういう状態になった狐太郎を知っている

その理由が明確でないために発言はしなかったし、そもそも魔族に素直に教える義理もないので黙っていたが



「なるほど・・人間にもまだ脅威になり得る人材はいるのですねーー」



そういうとゼクスはジンバックから大きく距離を取り、リゼの近くに降り立った



「ーーむ」



一瞬の事だったのでジンバックは対応が遅れたがゼクスは攻撃する素振りはなかった



「リゼ、立てますか?」



言いながら地面に膝を付いているリゼに声をかけ、手を伸ばす

一瞬ここが戦場ではなく屋敷でゼクスは執事に見えてしまうほど仕草が優雅だが、彼の意識はキッチリ狐太郎とジンバックを警戒しており隙はない



「ま、まだ負けてない」



手を借り立ち上がりながら言うリゼの言葉は強気だが身体に力が入らないようで、ゼクスの手を借りてないと倒れてしまいそうだ



しかしそのリゼは立ち上がり狐太郎を見据えると強気だった表情が一転する



「な、なにあれ・・?」



その問いにはゼクスは答えられない



「内包する魔力がおかしすぎる。本当に人・・間、なの?」

「それは私にもわかりかねます。ただ間違いなく我々の脅威となるでしょうな」

「な、ならここでーー」

「負けず嫌いなのは感心しますが、一旦引きます」

「ーー!?なんでーー」



ガバッとゼクスの顔を見上げたリゼは、上空に強大な瘴気の塊があるのを感知した

一つは言わずもがな、主で魔王のボルガだ

そしてそれに比肩しうる瘴気がそのボルガの近くにある



リゼは反射的にボルガの方へ視線を向けて

驚愕の表情へ変わり、カタカタと震えだした



「ル、ルシーリア・・」

「左様です。この場にいては戦いの余波を受けます。ボルガ様の邪魔になるのだけは避けねばなりません。私にも、リゼにもそれを防ぐ防御結界は構築できないでしょう」



そういうとチラリとベアトリスを見、そして狐太郎とその傍に寄ってきたジンバックを見る

ベアトリスは上空にいるルシーリアを発見すると目を見開き、驚愕の表情で固まっている



「そう言うことで、我々は撤退します」

「主よりも先に逃げ出すのか?」

「心配はいりません。ボルガ様は負けませんよ」



そう言ったゼクスの表情は誇らしげだが、若干その表情は陰りが見える



『そう簡単に逃がすと思っているのか?』



そう言うと狐太郎は刀を構え、ジンバックは巨大戦斧を構える

ゼクスは刀を構える狐太郎の言葉にピクリと反応し、じっと見据える

両手で持つ刀の切っ先をこちらに向けて立つ姿は隙がない

しかしそれだけではリゼに勝つ要因にはならないが、ゼクスは魔族だ

その要因は簡単に見つかった

近くで見て確信に変わったようだ



「ふむ、まぁそう言うとは思っていました。ですが、想定内です」



ゼクスが空いてる方の手に瘴気を込め、それを地面に解き放つ

するとゼクスと狐太郎達の間の地面に魔法陣が描かれる



「逃がさんぞ」



駆け出そうとしたジンバックだが、魔法陣から突如湧き出た漆黒の巨大な影に思わず立ち止まる



『!?』

デイモスドラゴン(悪魔竜)だと!?」

「あなた達を倒せるとは思いませんが、時間稼ぎにはなるでしょう」



そう言いながら、ゼクスはリゼを小脇に抱えながらさらに後方へ跳躍すると、空中でピタリと静止するように止まると足元に魔法陣が浮び上がった



「まて!」



ジンバックの言葉はデイモスドラゴン(悪魔竜)の咆哮にかき消された

その[悪魔竜]の漆黒の瞳はジンバックと狐太郎を見据えて離さない

どうやら敵と認識されたようだった

[悪魔竜]の口の奥から漆黒の炎が揺らめいているのが見える



「くそっ、まずいぞ。わしらにはあれを防ぐ手段がないぞ」

『一気に倒すしかない』

「なら多少のダメージ覚悟で突っ込むか」



ジンバックは自身に言い聞かせるように気合いを入れるが、それはすぐに杞憂に終わった



「ーーダークヴェールーー」



後方からの声で闇色の不可視の盾が2人を覆う



『ベアトリスか』

「立ち直ったのか」



思わず振り返った2人に慌てた声が飛ぶ



「ちょっ、2人共前見て前!ブレスくるよ」



ベアトリスの声に再び前を向いた2人が見た景色は[悪魔竜]の口からすでに闇のブレスが吐き出された景色だった



10秒にも満たない時間だが、くらった方は体感時間が長く感じただろう

しかしブレスが吐かれた場所には変わらず立ち続ける2人の姿があった



「よ、よかった。無事だった・・」



自分で防御結界を張っときながら、ベアトリスは安堵の表情を浮かべると、一転真面目な表情になりピシャリと両手で頬を叩いた



「時間稼ぎの防御結界ならお手の物よ!いくらでも防いじゃうから」



その頼もしい?言葉を背中に受けながら狐太郎とジンバックは[悪魔竜]へ向けて走り出した



「でもあれコタロー雰囲気変わった?こう・・目つきも前より鋭く・・格好いいじゃん」





『ジンバック、俺が前へ出るぞ』



その言葉に、言葉遣いにジンバックは大きく目を見開いたのち面白そうに笑みを浮かべる



「ではわしはコタローのサポートへ回るとしよう」

『頼む』



狐太郎は一言言うとさらに加速して[悪魔竜]へ突っ込む



「久々にあんなコタローを見た。長生きはするもんじゃな」



そう呟いたジンバックも一拍置いて狐太郎を追うべく加速する















・・・・・・・・・・













「ふふふ、息災だったかイルフリーデ」



そう話しかけた少女の表情は年齢にそぐわない優しさに溢れた慈母のような表情から一転、いたずらが成功した子供のような表情に変わる



「ルシーリア様ーー」



逆にイルフリーデは言葉が続かず、涙を流すばかりである



「ルシーリアァァァァ!!」



しかしそれを遮る怨嗟の声が響き渡った

誰であろうボルガである

彼は未だに振り上げた大鎌をルシーリアに掴まれた状態の体勢である

何故が先程から身体が動かないのか、同じ体勢のままである

無論振りほどこうと頑張ってはいるのだが、ふり解けぬ現状にルシーリアを見る目に怒りと屈辱の色が宿っている



「ほぅ、その声はボルガか?普段と変わらぬ異形の姿に一瞬誰だかわからなかったわ」



それを知ってか知らずかルシーリアはカカと笑うと大鎌を掴んでいた手をパッと離した

それにより身体の束縛も消えたが、抑えられていた力から急に解放されたボルガは体勢を崩しそうになるも、なんとか立て直しルシーリアから間合いを大きくあけるように飛び退り、浮かんだ怒気を引っ込めて邪悪な笑みを浮かべた



「くっくっく。ノコノコと出てくるとは、探す手間が省けたわ」

「ふむ、別に妾はお主に興味はなかったのだが、この大陸にイルフリーデとベアトリスがいるのを察知したのでな。引いた身とは言え最後まで付き従ってきた仲間を無下にするわけにはいかんからな」



高ぶるボルガとは対象的にルシーリアは酷く落ち着いた雰囲気だった

頭には2本の角に身長は150センチもなさそうな小柄な体型だが目を引く大きな胸に、黒を基調としたフリルの付いたゴスロリファッション

パッチリとした大きな目はくりくりしてて可愛く傍から見れば誰が元魔王だと思うだろうか

背中の不釣り合いな巨大な漆黒の大鎌がなければどこかの貴族の令嬢で通用しそうな程整った容姿

十中八九、街に立ってればナンパされるのは間違いない



そのルシーリアの仲間と言う言葉にイルフリーデは驚き、相も変わらず涙を流している

ボルガの事は気づかなかった、もしくはイルフリーデ達に会いに来た継いでとばかりの発言に流石のボルガも怒りを爆発させた



「たかが一介の魔族の為にわざわざ死にに来るとはな。堕ちたなルシーリア!」

「お主と違って妾は付いてきてくれる(・・・・・・・・)者は同志。見捨てるなぞもってのほかだな」

「魔王の座から逃げてさらに腑抜けたか。それとも人間に現を抜かして骨抜きにされたか」



下卑た笑みを浮かべ挑発するボルガの思惑はある意味成功したといえる



「貴様!ルシーリア様を侮辱するか!!」



激昴したのはイルフリーデだった

当のルシーリアは涼しい顔でとんでもない事をサラリと言い出した



「ふむ、良くわかったな。妾はある人間に惚れておる。どうしようもないほどにな。いや、あれは人在らざる者かもしれん。強さも妾なんぞ足元にも及ばぬほど強いのだから」

「ーーなっ!?」

「ーー!?」



ニヤリと笑うルシーリアの頬が僅かながらほんのり染まっているのに2人は気づかないが驚愕の表情に変わる



「まさか・・それが人間なんぞと共存共栄を掲げた理由と言うのか?」



ある意味驚愕の事実を知ったボルガは表情を歪めながらルシーリアを見つめる

人間に惚れたから人間を殺めるのを辞め、共存共栄を掲げたと思っているのだ



「共存共栄を思ったのはもっと前じゃ。妾が魔王の座に着いてすぐ、いや、思想はずっと前から持っておった」

「ふざけるな!!」



ルシーリアの言葉にボルガは激怒した

イルフリーデは涙は止まったが驚きの表情でルシーリアを見つめている



「だったら何故、魔王になった!?」

「決まっておる。人間と我々魔族の愚かな争いを無くすためじゃ」

「何千年と続いた争いが、恨みがなくなるわけがない」

「かといって続けていくのは不毛であろう。今辞めれば今後の恨みは発生しない」

「戯言を!恨みは続く。これからもだ!弱者を強者が統べる。それはいつの世も変わらぬ」

「それは恐怖でなくとも良いではないか」

「人間共の恐怖、畏怖、負の感情は我ら魔族の糧、至高の喜びだ」



声高に叫ぶボルガにルシーリアは碧癖とした表情を向ける



「いつまでも昔の考えでは前へ進めぬぞ。時代は進んでいる。人間も、遥かに強くなってきている。このまま戦っていけば滅ぶのは我々かもしれぬのだぞ?」

「笑止!それこそ弱者の考えだ!この余の魔王を超える力があれば赤子をひねるが如く人間なんぞを根絶やしにしてやれる」



内から溢れる瘴気の量に、ボルガの言葉にルシーリアは目をスッと細めた



「それが新たな力とやらか」

「素晴らしかろう!今ならかつて魔王の座にあった貴様でも倒せるぞ」



そのボルガの物言いに、ルシーリアは面白そうな表情をする



「ほぅそれでは試してみようではないか。お主の力がどれ程か、妾に見せてみよ」

「貴様を余の足元に膝まづかせてやるわ」



大鎌を瞬時に漆黒の大剣へと戻したボルガは文字通り滑るように間合いを詰めてくる



「イルフリーデ、下がっておれ」

「!?しかし・・」

「今のお主では足でまといじゃ。わかるな?」

「ーーわかりました・・・・」



しばらく葛藤した後イルフリーデは2人の戦いの邪魔にならぬよう距離を開けて離れた

ようやく見つけた主の元を少しでも離れるのは嫌だったイルフリーデだが、自分が足を引っ張ってルシーリアに被害がいくのだけは避けたかった



そのルシーリアはイルフリーデが離れたのを見ても、背中の獲物の大鎌を手にすることなく自然体で立っている







大剣の間合いに入ろうかという時、ボルガの姿がルシーリアの視界から消えた



「ーーほぅ?」



思わず感嘆の声をあげたルシーリアだが、それだけで目立った動きはしていない

しいて言うなら視線を右に向けただけだ



「ーー!?」



その向けた視線の先に姿を現したボルガだが、ルシーリアと視線が合うと表情を歪め再び姿を消した



「スピードを上げたか。ふむ、たしかに昔の妾では追いきれなかったやもしれんなーーしかし」



突如反対側から現れたボルガの振り下ろされた大剣を無造作にあげた左腕で防ぐルシーリア

大きく目を見開くボルガに振り返りながらルシーリアは笑みを浮かべる

ボルガの繰り出した大剣はルシーリアの腕にまったくと言っていいほどくい込んではいない



「それだけでは妾は倒せんな」

「くっ・・」



小さく呻きながらボルガは再び姿を消した



「ワンパターンじゃな」



呟いたルシーリアは自身から見て何もない右側に身を捻りながら力強く踏み込んだ

何故そこに?と戦闘を見ていたイルフリーデは疑問に思うが、それはすぐに答えが出た

ルシーリアが踏み込んだ先に再びボルガが大剣を上段に構えた状態で現れたのだ



「・・なに?」



すでに振り下ろす直前だったボルガはルシーリアの攻撃を交わす余裕はなかった



身体を捻りながら出されたのは左拳だった

空手で言う正拳突きのように右手を前に突き出し標準を合わせるような格好から、恐るべき威力の左拳が繰り出された



「ーーっーー!!」



鳩尾に突き刺さった左拳に呻き声をあげる間すらなく、ボルガは人智を超えた速さで吹き飛んでいった



その様子をイルフリーデはポカンとした表情で見ていた

あの涙を流していた面影はどこにもなく真面目なイルフリーデにしては面白い絵面になってしまっている

それを見たルシーリアは笑顔で口を開いた



「イルフリーデ、顔が面白い事になっておるぞ」



彼女の言葉にハッと我に返ったイルフリーデは瞬時に表情を戻した



「どうだ、妾も何も色恋にかまけていたわけではないのだぞ?何しろ妾より強い奴らがゴロゴロいるのだからな。これ以上鍛錬にうってつけの場所はあるまいて」



ルシーリアより強い奴らがゴロゴロいると聞いたイルフリーデは再び驚愕の表情だ

しかしこの言葉はある意味正しくはない



現世界でルシーリアに匹敵する者は、生きとし生ける生物(・・・・・・・・・)全部ひっくるめてもそう多くはない



「まだだ!」



ルシーリアの一撃でかなり吹き飛ばされたはずのボルガが怒りの形相で物凄い勢いで戻ってきて、その勢いのまま大剣をルシーリアに叩きつけた



「頑丈だな。いや、昔からそうだったか」



一撃で命を刈り取られそうな程重い大剣の斬撃が、ルシーリアに襲いかかるも彼女の表情は変わらない

今度は振り下ろされた大剣を右手で掴んでしまう



「ーーなっ!?」

「力任せだけでは妾には勝てんぞ」



驚愕するボルガを尻目に、ルシーリアは掴んだ大剣をそのまま強引に横に引っ張ると大剣を持つボルガごと身体ごと引きずる

無論ボルガも抗ってはいるのだが・・



「もう1度飛んでいくといい!」



そう言ったルシーリアは二、三歩助走を付けると腕を前方に投げ出し、掴んでいた大剣をパッと離した



「うぉぉぉぉぉーー!?」



150センチにも満たない少女が大男を投げ飛ばす様は普通は有り得ない

しかし彼女は人間ではなく魔族である

その程度は軽くやってのける力量をもっている



投げ飛ばされたボルガだが、途中で急ブレーキを掛けたように止まるとルシーリアの方へ憤怒の表情を向けた



「おのれーーっな!?」

「後ろじゃ」



言葉と同時に放たれた蹴りの一撃は再びボルガを吹き飛ばした

しかし今度は数メートル吹き飛んだだけで体勢を立て直すが、ボルガの表情は怒りと恥辱に塗れていた



「何故だ!何故勝てんーー」

「ふむ、お主わかっておらんのか?」

「なに!?」



ルシーリアは呆れた表情を作りながらも説明する



「まぁサービスで教えてやろうかのぅ」



そういうと指を2つピンと立てる



「1つはお主がまだその新たな力を扱いきれてない。制御できない力なぞ暴走する魔竜に乗ってるようなものじゃ。それで十全に力が出せるわけがない」



指を1つ折るとニヤリと笑う



「そしてもう1つは。妾が強いからじゃ。昔のままだと侮ったのが間違いじゃな」

「・・・・」



ギリギリと怒りの表情で歯ぎしりするボルガ



「さて、サービス期間は終わりじゃ。今度は妾から行こうか」



そう言ったルシーリアは背中の大鎌を引っ張り出すと瞬時にボルガの前へ移動していた



「ーー!?」



大鎌の反対側の石突の部分でボルガの顎をかち上げると、返す刀で袈裟斬りに斬りつけた



「・・うぐっ」



血飛沫の変わりに瘴気が傷口から溢れ出す

ボルガは痛みをこらえて大剣を両手でもって横凪に振るう



ーギィンー



「そんな大振り当たらんぞ」



ルシーリアは大鎌でことも無く防ぐと無表情で呟いた



「終わりじゃ。ーー闇狩り(やみがり)ーー」



瘴気が大鎌を刃を覆い尽くすと、ルシーリアは躊躇もせずに振り抜いた



「ぐああああああ!!」



とっさに避けたボルガだが、左肩からバッサリ斬りとられ痛みで咆哮をあげた



「む!?」



そのときボルガから瘴気の触手がルシーリアを襲いかかった

ルシーリアは大鎌で斬り裂くが触手は際限なく吹き出してくる



「ちっ」



仕方なくルシーリアは間合いから脱した

すると今度はボルガを中心に魔法陣が浮かび上がった

ボルガは未だに咆哮を上げている

もはや意識はあるのか定かではなく、確かめようにも触手が邪魔で近づけない



しばらくすると魔法陣の輝きが強くなり魔法陣が発動した

瞬間目もくらむほどの光が辺りを包むとルシーリアは咄嗟に目を瞑った



「ーーっ」



光が収まるとルシーリアはゆっくり目を開けたがそこ(・・)には誰もいなかった



「強制転移魔法陣か・・」



そう呟いたルシーリアの表情はいつにもなく厳しい表情をしていた










申し訳ないですが、更新は一旦止まりますm(__)m

仕事が多忙になる為ご了承ください


年始からまたアップできればいいとは思ってます


そういえば先週くらいに初めて何かのランキングに登録しました

仕方が今までわからなかったのですが、あってるんでしょうか?


いつもお読みいただきありがとうございますm(__)m

日々感謝しております

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。