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エピローグ

 時は過ぎ、日曜日を迎えた。

 太陽が真上に昇る。さんさんとした黄色い光がコンクリート道路に広がり、自分の眼上から眩しい光が伴う。まだ5月中旬であるが、妙な暑さがあった。

 家を出て、左右に住宅が並ぶ大通りを十分かけて歩く。しばらく歩いた後、広大な交差点に差し掛かる。日曜日は車が多い。信号が赤になったり青になったりと忙しく光っている。 

 歩道を歩く人や車が走る喧騒の中で、しばらく二十分程歩いた。人同士の他愛ない会話や、躊躇しない虫や鳥の鳴き声が、右から左へと耳を通過する。

 しばらくして、俺は目的地に到着した。

『揉波遊園地』と書かれた、木材でできた看板の前に来ていた。

 そう、ここが今日の目的地であり、二人の約束とおおいに関係がある場所である。

「あいつら……まだ来てないのか?」

 俺は辺りを見回す。子供連れの親や、高校生らしき集団が遊園地を行き来している。

 この遊園地は、揉波町に唯一存在するテーマパークで、町の殆どの人が利用している。敷地内もそこそこで、観覧車やジェットコースターといった定番のものから、巨大な森林の中でのアトラクションや、ガラスで出来た大きな城など、ここにしかないものもある。

「あ、いた! 吉田くーん!」

 そこに、見知った少女の声が耳に届く。俺はやってくる二人の人影を捉えた。

 独特のまろやかさを秘めた茶髪をポニーテールで絞っている少女と、遊園地という楽しさが募る場所にも関わらず、神秘で崇拝的な黒髪を腰まで垂らしている少女が、こちらにやってきた。

 黒髪の子は、雪葉湊。茶髪の子は、立花瀬奈であった。

 雪葉は、白をベースとしたフリル付きのミニドレスの上に、清涼さが目立つ淡い水色のカーディガンを羽織っている。

 一方、立花の服装は、雪葉の清らかさとは反対で、制服をモチーフにした白シャツの上に薄めの生地でできた黒のベストをきており、その下は濃いワイン色をしたチェック柄のスカートをはいていた。

 雪葉が広大な草原を歩いている不思議な少女なら、立花は都会で人気を誇るアイドルのように見えた。

 周りの人を見ると、歩いている男性の殆どが、二人に釘付けだった。いわゆる、目からハートが飛び出ている状態というやつだ。特にカップルで来場している男女の二人組は……女子の方が嫉妬心を丸出しにして二人を見ている。雪葉と立花という百合の花のようなコンビが、まるでヤンデレ生産機のように、男性の眼を奪い続けていた……。

「…………こんにちは」

「お、おう」

「ん? どしたの、吉田君?」

「い、いやなんでもない」

 俺は二人から目を背ける。実際に間近で意識すると、俺は目を背けずには居られなかった。

 二人の少女からは、女性特有のオーラを放っており、まるで俺がこの場にいてもいいのか? と勘違いしそうなほどの錯覚さえ感じる。

「もしかしてこの期に及んで逃げようとか思っているんじゃないよね?」

「ち、ちげーよ」

「…………もしかして、発情?」

「ちげーよ!」

 雪葉がボソリといったら、立花が顔を赤くして反応する。

「な!? ななななにいってんの、ゆっきー! これはあくまで、このシスコン野郎の更生のためだって!」

「…………もちろん、冗談。瀬奈、焦りすぎ」

「もう……」 

 立花は深い息をはくと、ちらっと俺を見る。おい、なぜ顔を赤くする。

 というかいつの間にか、こいつら愛称と名前で呼び合ってやがる。

 女性は同性の相手なら、三日経てばすぐに仲良くなると聞いたことがあるが、これが証拠ってやつか……。男子にはまねできない芸当だな。

「よし、じゃ中にはいろっか」

「……うん」

「え? も、もういくの?」

「は? 当たり前でしょ。せっかく、あたしとユッキーが取り付けた、アンタのシスコンを更生させるための約束なんだし」

「そ、そうだよな……」

 と、そこに。

『いやぁ、信長達、ちゃんとやってるだろうかなぁ』

『うふふ……そうですね。明智さん』

 ん? どこかで聞いたことあるような。

 いや、間違いなく合っている。

 俺はさっと後ろを振り返った。

 なんと、そこには仲良く話している、明智と市夏の姿があった。

 明智の服装は、黒を基調にした地味なものだが、市夏は白い帽子を被り、きらびやかな淡い黄色を主体とした服を着ていた。

 まるでカップルのよう、俺はいてもたっても居られなかった。

「おい! 明智!」

「ん? おお〜、信長。まだいたのか。お前はとっくに遊園地の中に入ってイチャラブしているものかと思っていたぞ?」

「そうじゃねえ! 何でお前、市夏と一緒にいるんだ!?」

「もちろん、お前のシスコン克服のためだ」

「はぁ!?」

 俺は訳が分からず明智に追及する。

「シスコンの特効薬は、兄が妹のデート姿を目撃する事だ。そうなれば嫉妬が高まる一方だが、今お前には、雪葉さんと立花さんがいるじゃないか」

「てめぇ……元から市夏を自分のものにしようと企んでいたんじゃねえだろうな!?」

「はっはっは。何をいっているのやら、なぁ、市夏ちゃん」

「そうですよ、兄さん。明智さんは本当に心の穏やかな人です」

「い、市夏……あ、明智の口車に乗せられるな……こいつはな、そうやってお前を陥れようと……」

「信長、前にも言ったはずだが、俺は二次元のヒロインしか愛さないのだ。このデートはお前の異性克服計画が完了したということで、一種の打ち上げのようなものだよ。まぁ、そのついでに、お前のシスコンを治すという意味でも、こうやってお前のデートと同じ場所で、お前達とおなじ『デート』をするという方法を取ったわけなのだが……」

「お前やっぱり妹を取る気まんまんじゃねえか! このや……」

「うっさいシスコン。あ、ゆっきー。こいつの右腕押さえて」

「……分かった」

 立花はそういうと俺の左手を持ち、力の限りにひっぱる。俺はそのままズルズルと遊園地の敷地内に入って行く……。

「い、いやだぁ……も、戻して」

「馬鹿なこと言ってんじゃないよ! このシスコン野郎!」

 立花の一喝が無情に耳を貫く。

「う、うるせー!」

「………妹を愛しているなら、ちゃんとデートに付き合って、異性に慣れて」

「ゆっきー。いいこという〜!」

「く、くっそぉ……」

 涙声を上げながら俺は悔しがる。

『頑張ってください、兄さん……。応援しています』

『信長ー! 人生はこれからだぞー!』

 二人の応援が聞こえる中、俺は肩を落とし、遊園地の中に入って行った。







   ◇







「ああー……最高だね! ゆっきー! どうだった!」

「………ジェットコースターは、久しぶりに乗った……スリルがあって気持ち良かった」

「だよねー! 次、なに行こうか!?」

 立花と雪葉のキャッキャウフフする声を聞きながら、俺は二人の後ろをトボトボと歩いていた。

「……吉田君のテンションが低そう」

「え? あ、ホントだ……。ちょっと、吉田君。ノリ悪すぎ」

「お前らがテンション高すぎなんだよ……」

「……私はいつも通り」

「もう10か所くらい回っただろ! 今更普通なんていわせねーぞ!」

「…………私は、吉田君の反応が面白いから、いくらでも遊べる」

「ほらやっぱ興奮してんじゃねーか!」

「ゆっきー……よくあきないよね」

 立花は呆れ声で雪葉に言う。

 彼女たちに引き連れられて数時間。 

 内容は、なかなかに悲惨な物である。

 例えば、お化け屋敷に入れば、たちまち俺を置いていって、二人だけではしゃいでいたり、ジェットーコースターには、俺が乗りたくないと訴えても強制的に乗らされたり、しまいには俺の意見なんて無視され、色んなところを回る羽目に……。一体いくつのアトラクションに乗ったのか忘れてしまうほど、殆ど彼女たちに振り回され放題だった。

「で、ゆっきー。次なに行くー?」

「……どこにいこう」

「あのー」

 俺はゆっくりと手をあげる。

「ん? なに?」

「休憩、したいんだけど……」

「もうバテたの? なっさけないわねー」

 立花は目を細めて俺を見る。まるで疲れきった豚をあざ笑うかのような目だ。俺は一瞬ぶるっとしてしまう。

「…………休憩。そうだ」

「お、おお……ついに雪葉が、俺の味方に」

 しかし雪葉が思いついたのは別の提案だった。

「…………観覧車、行こう」







   ◇







 俺たちはそのまま、雪葉の提案に沿い、観覧車に乗る。

 一応、アトラクションには参加しているものの、観覧車となれば休憩も同然なので、俺には条件としては最適だった。

 俺たちが乗る観覧席はゆっくりと上がり、やがて町を一瞥できる高度まであがった。見える風景はまるで一つの絵画のようで、遊園地の外にある町や山、大きな川も幻想的に見えた。

「はぁ……。やっと落ち着ける」

「ったくもう……。アンタ、体力なさすぎ」

「数時間も回れるお前らがおかしい」

 そういうと、立花は笑顔で答える。

「だってゆっきーと知り合ってから、初めて遊びに行くんだもん。テンションあがっちゃうよー。ねー? ゆっきー?」

「……うん。私も同じ」

 雪葉は目を潜めるもそれはどこか温かそうな表情だった。

 立花と雪葉は、シスコン更生計画以来、とても友好が深くなっている。それも俺が予想だにしないほどの勢いだ。

 同じ被害者同士という意味でも気が合うかと思ったが、これではどこかの仲良し姉妹に見えてくる。

「………瀬奈、口になんかついてる」

「え、どこどこ?」

「……ちょっと待って」

 そういうと、雪葉は立花に近づく。

 ペロッ。

 雪葉は、立花の口元を舐めた。

「ひゃっ!? ちょ、ちょっとゆっきー!?」

「……冷たい。さっき買ったアイスの残りが……口についてた」

「あ、そ、そうだったんだ……って、言ってくれれば自分で取ったのにぃ!」

「………瀬奈、可愛い」

「も、もう〜」

 立花はそういうと顔をそっぽに向ける。

 お前ら、どこのカップルだ。

 すると、ちらっと雪葉は俺の方を見る。

「……」

「な、なんだよ、雪葉」

「……興奮した?」

「は!? ちょ、別にそんなわけねえし!?」

「…………もっと、興奮したい?」

「……へ?」

「ゆ、ゆっきー?」

 俺と立花は雪葉に尋ねる。

 すると、雪葉は冷ややかな笑みを浮かべ、自分の服に手をかける。

 スルッ。

 雪葉は自分の服を脱ぎ始めた。

「お!? お、お前! なにやってんだ!? 公共の場だぞ!?」

「……高度が高ければ、誰にも見られない」

「そういう問題じゃねえだろ!?」

「…………瀬奈も」

「へ? え? あたしも!?」

「…………そうなると……私が、吉田君の……初めてに」

 ブッ!?

 手元にコーヒーがあればマッハの勢いで吹きだしていただろう。

「は、はじめ、初めて!?」

 俺は声をわなわなとふるわせる。

 その横では、立花がさらに顔を赤らめさせている。

 雪葉は無表情だが、この状況を一番楽しんでいるように見えた。

 すると……。

「……わ、分かった」

「え? ……ちょ、おい? 立花? た、立花さーん!」

 立花も、雪葉と同じように服に手をかけ、脱ぎ始めようとする。

 雪葉はもう既に服を胸の下まで降ろし、白い下着の下では肌色が見えていた。それを見て立花は何を思ったのか、対抗心を燃やすように自分も雪葉と同じように服を脱ぎ下ろす。

 二人の肌が、まるで黄金の宝を見つけたかのように光り輝いて見えた。

「べ、別に…………吉田君のことがどうとかじゃないから!」

「なに言ってんだよ! アホか!」

「……そう、これも全て、吉田君のシスコンを克服させるため……」

 雪葉の眼が光る。この女……絶対にもてあそんでいる。

「お前ら本気かよ!? や、辞めろって!」

 と、俺が二人を止めようと立った瞬間である。

 俺は観覧席から席を離れ、二人を止めようと、足を動かした。

 ツルッ。

「……え?」

 なぜだろうか。随分と滑らかな音と共に、俺の足が見事にスリップした。そしてそのまま前のめりになって体ごと二人に向かっていく。

「ちょっと! 吉田く……」

「……!」

 その勢いで俺は二人に覆いかぶさる。

 俺の手が、ゆっくりと彼女達に向かっていき。

 ムニュ。

 やわらかいポップな音をたてて、俺の手は……二人の胸に当たっていた。

 右手は、俺の右前方に座る立花に、同じく左手は雪葉に。

 あまりの出来事に俺は酸素が頭に行かず、さらに手に力が入ってしまう。

 ムニュゥゥゥゥゥゥ。

 胸はまるでスライムのような心地いい感触だった。

 お、おお……き、気持ちいい。

 や、やばい! 

 この感覚はいつ以来だろうか。多分、雪葉と立花のパンツを近距離で拝んだ時以来か。

 俺はゆっくりと、頭の中にできたピンク色の世界に身をとうじようとした……が。

「きゃああ! へ、変態!」

「…!」

 立花と雪葉は突然の出来事に驚き、俺の手を振りほどき、二人共観覧席から立ち上がる。

 しかし、それもまた間違った行動であった。

 ツルッ。

「わ、わっ!?」

「…………あっ」

 俺と同じように、二人は脚を滑らせる。

 この床を掃除した人に問いたい。もっと滑りにくくしろと。

 そして、そのまま二人は、先ほどの俺と同じように、俺に向かって倒れこんだ。

「うおおおおおおっ!?」

 俺は何もできず、二人の下敷きになる。

 大きな音を立てて床に倒れこみ。視界が一瞬暗転した。

「いてててて…………」

 俺は何が起こったか理解できず、倒れこんだ体を上げようとする。

 だが、次に俺が目をあけた時、驚きの表情を隠せなかった。

「………うっ。いったぁ……」

「…………ん、ん」

 二人の声が聞こえた時、全身に感じたことのない興奮が突き抜ける。

 無理もない。

 なぜなら、二人の顔が、俺の下半身の近くにあったのだから。

 二人が滑った転んだあと、俺もその下敷きになり、それがいつのまにか、こんな状況を生み出していたのだ。いや、どういうことだよ。

 しかも、二人はその状況にまだ気づいていない。

 二人の顔が、俺の………ズボンの下半身の部分に、ゼロ距離で密着していた。

 右から立花、左から雪葉の吐息が、俺の下半分にかかる。二人の顔の重みが、ズボンのベルトから下辺りに、しっかりと伸しかかっている

 俺の脳内は一瞬にしてピンク色の世界に突入した。


 おお………おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっっっ!


 神の絶頂。

 性的興奮の臨界点。

 雷が煌めくように、俺は一秒にして、異性の魅力を全身で感じ取る。

 ふんわりとした桃色の世界で俺は空を飛んでいる。

 どこまでも遠くへいけそうな、あの感覚。

 俺はたちまち、二人の虜になってしまった。

「……ん、ん? なんか、あたしの顔になにか当たってる?」

「…………あったかい? なにか動いて……」

 だが、彼女たちの第一声を聞いた瞬間に、俺は我に返る。

 全身に冷や汗が流れ、さっきの感覚はどこへいったのやら、体が震えていた。

「…………え?」

「…………あ」

 どうやら、二人は気づいてしまったようだ。

 自分達の顔の近くに、口に、何が触れていたのか。

 それを至近距離で見た瞬間、顔が鬼のように赤くなる。

「きゃ、きゃああああああああああああああああ!」

「!!!」

 阿鼻叫喚、絶叫の嵐が観覧車を支配する。観覧車ってそんなアトラクションだっけ?と思うくらい、観覧車の中はおぞましい雰囲気に包まれた。

 二人は無意識に立ち上がり、俺をギロリと睨む。

「い、いやぁ、二人共、落ち着いて……」

「……」

「……」 

 俺の言葉は届かず、彼女たちの威圧感が鈍重にのしかかる。

「こ、これは、不可抗力だって!」

「こ、この、この変態ぃいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!」

「…………鉄拳制裁」

 俺の気持ちは見事に打ち砕かれ、二人の拳が俺の顔にクリティカルヒットした。

「ぐっほぉおおおおおおおっ!?」

 観覧車の中、俺は宙を舞い、床に落ちた。

 そんななか、俺は彼女たちの出会いを思い返す。

 最初は、妹のために彼女たちに接触した。当時は、妹を救うためだけの手段に過ぎないと割り切っていた。異性が嫌いだったからだ。

 しかし、彼女たちに偶然してしまった変態行為があって、俺は今、こんな風に接している。昔の俺からは考えられないほどだ。

 妹を人質にとられ、その果てにパンツを見たことで、俺は成長し……雪葉と立花とも話すようになった。

 本当にくだらなく馬鹿馬鹿しいけど、おかげで色々な悩みが晴れたことに変わりはなかった。  

 妹を人質にとられた結果、こんなことになるなんて予想もしていなかったが。

「アンタ、は、は、反省の色が、たりないみたいね!」

「…………今のは、ちょっとやりすぎ」

 二人の神の怒りに似た恐ろしさが俺を襲う。

「ふ、不可抗力だろ…………」

 俺はそのまま、観覧車が降りるまで、二人の説教を聞いていた。

 この生活が続くのはちょっと嫌だが、それでも異性を嫌っていた頃よりは、胸のつかえがとれたような、気持ちよさがあった。

 俺は二人に謝りつつも、この数週間におこった出来事に、心の底から感謝した。



どうも、ちぇりおすです。


『妹のためにパンツを覗くか』、完結いたしました。


ここまで読んでいただいて、本当にありがとうございます。


今回のこの作品は『異性嫌いな主人公と、変態行為の噛みあわなさ』をコメディにして書いてみました。


これからも、色んな事や物から知識や刺激をどんどん取り入れ、なおかつ自分の表現力を磨き、一つ一つ作品を作っていきたいと思っています。


お読みくださり、ありがとうございました。


では、失礼します。

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