表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

1/9

平凡な古い物語

信じてほしい、絶望しか知らない王国の日常を語ることは容易ではない。愛と幸せは、人間が知

らない唯一の感情である。変化への希望は、生き延びるために皆が耐えていた残酷な炎の中で

消えていった。ここに、無にも等しく、あらゆるものに値しない一人の男が、創造主の眼に留まり、

全てに値する者と認められた。その名は、アーク。

***

白い亜麻の森林は、王国のごく普通の場所だった。その木々は、

王族を怒らせるほど愚かな者たちの血を吸って育ち、

誰にも知られずに誰であれ拷問するための象徴的な場所となっていた。その地面は、

悲惨を求める者たちの絶え間ない足音を響かせていた。それさえもましだったからだ。死者の

呻き声、狼の遠吠え、絶望の叫び声が、厳かな夜を彩る

終わりのない音楽のように忠実に響き合っていた。ここにアークはいた。

親友のユアンと共に狩りで生計を立てていた。二人は狩りに長けていた。幼い頃から、

人生が彼らに独力で生き抜くことを強いたからだ。他の汚れた狩人どもと同じように。

「……何か見えるか?」

アルクは、葉の茂った木の枝の間に身を潜めながら、そう問いかけた。

「何も。岩の上に置いてきた死体はまだそこに残っている」と、注意深く見守っていたユアンが答

えた。

二人は、葉の茂った木の陰に隠れて待ち続けた。枝の軋む音が彼らの注意を引いた。そ

れは熊がゆっくりと死体に向かって近づいてくる音だった。その死体は、朝に殺された男の

物だった。ただユアンの靴に唾を吐きかけたというだけの理由で。

アルクはユアンを肘で軽く突いた。「さあ、お前の出番だ」という合図のように。ユアンは隠

れ場所から飛び出し、狂ったような暴力性をもって熊に猛然と襲いかかった。獣はその突

然の出現に少し怯んだが、怯むことなく後ろ足で立ち上がり、その威容を見せつけた。熊は

体重を乗せた一撃をユアンに振り下ろしたが、ユアンはそれをかわした。素早く敏捷にメイ

スを抜き、熊の鼻面を打ちつけ、熊は暈んだ。その時、アルクが現れ、剣を一閃、熊の喉元

を切り裂いた。首からは大きな血の噴流がほとばしった。

獣が地面に倒れ伏すと、アルクが口を開いた。

「よし、運ぶぞ」

彼は剣を背中に収めた。二人は熊を掴み、二つのテント、焚き火、革の乾燥機からなる

キャンプまで運んだ。

「ユアン、熊の皮を剥いでくれ。俺が焚き火の薪を取ってくる」

二人は生きることを難しく考えなかった。人々から遠く離れれば離れるほど、生き延びる可

能性が高まることを理解していた。孤独の静けさは常に最良の選択だった。しかし、それは

永遠には続かない。平和の中には、必ず混沌を運んでくる誰かが現れるのだ。

「衛兵だ」ユアンが、遠くに男たちの一団を見つけて、ゆっくりと落ち着いた口調で言った。

「こいつら、何が目的だ?」アルクは彼らを凝視しながら言った。

「猟はうまくいったようだな」衛兵は、ユアンの足元に横たわる熊を見下ろした。

「用は?」アルクが威圧的に言った。

「ただ、ちょっとした楽しみが欲しいだけさ」どうやらリーダーらしい男が、素早くアルクに襲

いかかり、腹部に一撃を加えて転倒させた。

ユアンは助けに入ろうとしたが、残酷なまでに無力に押さえ込まれた。

「熊は俺たちがもらう。村で売るのは造作もない」リーダーは部下たちに言った。「お前、そ

こに何を持っている?」彼はアルクに尋ねた。「隠すな、見せろ」

地面で少しの押し問答が繰り広げられた。

「たかがみすぼらしい銀貨一枚に、そんなに執着するのか?はははは。哀れな奴め」リー

ダーはアルクの肋骨を強く蹴った。

衛兵たちは去り、その場所には何も残らなかった。どこにでもある王国の、また一日が終わ

る。弱さゆえにではなく、戦う意思を持たぬがゆえに身を守らない者を辱めるとは、なんと

卑劣なことか。

「馬鹿め、馬鹿め…」アルクは地面に伏せたまま、ほとんど聞こえない呟きを繰り返した。「こ

の馬鹿めがァ!」最後には怒りを爆発させて叫んだ。

***

夜、二人は地面に横たわったまま、身動き一つせず、無気力に、今すぐどんな獣でもいい

からこの惨めな生命を終わらせてくれと、それぞれ願っていた。だが、そんなことは決して

起こらない。創造主には別の計画があったからだ。

翌日、彼らは何もないまま立ち上がった。物質的にも、精神的にも。胃の中にさえ、何もな

かった。

残されたわずかな力で、彼らはほとんど這うようにして《枯れ葉の村》へと戻った。どこにで

もある名前の、どこにでもある村。誰からも見捨てられた、意味も目的もない場所。野心な

ど微塵も持たず、ただ日々を生きることを運命づけられた一万人が暮らす場所だった。

彼らを見た村人たちは、舌で唇を舐め回した。「生きた肉だ」と囁き合った。

アルクはそれに気づき、足早にパルニクの戸口へと向かった。老いた猟師で、今は衣類を

売る男だ。

「俺だ、アルクだ。頼む、扉を開けてくれ」

返事はない。アルクは少し苛立ち始めていた。その時、ユアンがかすかな物音を聞き、振り

返った。手にナイフを持った三人組がいるのを目撃した。ユアンは肘でアルクをつつき、注

意を促す。アルクは彼らを見て、恐怖ではなく安堵を覚えた。ついにこの世界から解放され

る。彼の目には一片の心配もなく、姿勢はリラックスしていた。これに対し、ユアンは緊張

し、警戒しているのが明らかだった。襲撃が今まさに行われようとしたその時、彼らの背後

にある扉が開き、一つの手がアルクとユアンを家の中へと引きずり込んだ。

「バカどもめ、いつになったら俺の人生を邪魔するのをやめるんだ? もううんざりだ。お前ら

はいつも問題から逃げるために俺の家に来やがる」

「すまない、パルニク」ユアンが言った。

「今度は何が望みだ?」パルニクは杖をつきながら椅子へと歩きながら言った。

「二、三日だけ泊めてもらうのは……無理かな?」ユアンが言った。

「ああ、無理だ」

彼の頭は、助けるべきではないと主張していた。しかし、心の奥底、魂の深層で、ほんの少

しの人間性が輝いていた。なぜなら、彼らを見る度に、あの日、自分の扉を叩いた二人の

子供を思い出したからだ。

「地下へ行け。怪我した男二人を匿っていると客が逃げる。人に気づかれるな」

「ありがとう、じいさん」アルクが、ユアンと共に足を引きずりながら答えた。

***

パルニクと少年たちが出会った経緯は、この王国の日常では少々異様なものだった。パル

ニクがナイフの手入れをしている時、誰かがドアを叩いた。彼は腹立たしげにドアを開ける

と、9歳ほどの二人の少年がじっとこちらを見つめていた。無視しようと顔前でドアを閉めよう

としたが、何にでも挑む小柄なアルクが足を挟んで閉まるのを阻んだ。 「何の用だ、役立た

ずどもめ」パルニクは怒って言った。 「狩りを教えてくれませんか、おじさん?」アルクが言っ

た。 (こいつらはどうかしている。いきなりわけのわからん願い事をしやがって。何か企んでる

に違いない) パルニクはきょろきょろと辺りを見回し、他に大人がいないか探した。誰もいな

かった。 「弱い奴に時間は割かん」パルニクは再びドアを閉めようとしたが、アルクがまたも

それを妨げた。 「僕たち、すごく強いよ」 子供たちにいらだったパルニクは、手にしていたナ

イフを彼らに投げつけた。 「大きくて立派な角がある猪を連れてこい。そうしたら考えてやる」

今回は力任せにドアを閉めた。パルニクは、猪が子供たちを殺すだろうと思い、その光景を

想像しながら楽しんだ。そして、獣の皮を剥ぎ、肉を処理し、革を乾かす仕事に戻った。 夜

になり、また何かがドアを叩いた。パルニクは剣を手に取り、平和を乱す者を殺す覚悟で外

へ出た。そこで目にした光景に驚愕した。血まみれの子供たちと、その小さな体の二倍はあ

りそうな大角を持つ猪が横たわっていたのである。 「明日来い。基本は教えてやる」 パルニ

クは50キロほどもあろうかという猪を家の中へと引きずり込んだ。脳裏を去来する疑問はただ

一つ: いったいどうやってこの子供たちが、この獣をここまで運んだのだ? パルニクはその

獣をテーブルの上に置き、剥ぎは翌日に回した。その時点では疲れ切っていたので、ベッド

へと向かった。途中、窓の外に目をやると、アルクとユアンが彼の戸口の脇で寄り添って寝

ているのが見えた。ほんの少しの同情が彼の体を駆け抜けた。衝動に駆られ、彼は毛布を

一枚つかんだ。外に出て、一言も発せず、子供たちに毛布を投げ与えると、家に戻って眠り

についた。 それからパルニクは、子供たちに己の知る全てを教え込んだ。皮を傷つけず、

迅速かつ的確に仕留める「死」の技を鍛え上げた。彼らが直面せねばならぬ世界の、過酷

な現実を見せつけた。 一度、王立衛兵による一人の少女の凌辱を目撃したことがあった。

良い狩りの帰り道、二人の兵士と一人の衛兵が、美しい貧しい娘を追いかけているのを見た

のである。彼らは娘に追いつき、無理やり路地に引きずり込んだ。パルニクは見て見ぬふり

をして、その場を通り過ぎようとした。しかし、アルクが彼の服を引っ張った。

「彼を助けるべきだ、パルニクさん」

「ハハッ…これで終わりだ、パルニクじじい。まあ、いいこともあるさ。もうすぐあの美人の奥

さんとやれるんだからな。よかったな。俺からもよろしくな…あのムチムチで締まってた奥さ

んの体、今でも味を忘れちゃいねえよ。あの夜はたまらなかったぜ…」

パルニクがもがいたが、脱することはできなかった。王宮衛兵が手紙を奪おうとしたその

時、一筋の血飛沫が彼の顔にはねた。腕を失っていた。まだ何が起こったか理解できぬう

ち、巨大な重みが彼を襲った。ユアンが猛然と突進し、地面に押し倒し、執拗な殴打を浴び

せ始めた。その隙にアルクは、犠牲者が落とした手紙を拾い上げる。地面に押さえ込まれ

た衛兵も、ユアンの放つ無数の打撃を必死にかわし、抵抗をやめなかった。 アルクは目の

前の兵士との一騎打ちに突入した。鋭い反射神経で、兵士がサーベルで繰り出す全ての

攻撃をかわしていく。一撃の蹴りが兵士の体勢を崩し、アルクの剣がその命を奪った。もう

一人の兵士がその場から逃げ出そうとしたが、アルクは冷徹な正確さでナイフを投擲。刃

は兵士の頭部に突き刺さった。ユアンは依然として王宮衛兵を狂ったように殴打しており、

一瞬の隙にメイスを抜き放つことに成功した。メイスを手にすると、渾身の力で男の頭部を

打ち砕いた。血がその場に飛び散る。 「俺の勝ちだな。三人倒した。お前は一人だけ」アル

クがユアンに言った。 「俺は衛兵を倒した。お前のはただの汚れた兵士だ」 窮地に陥った

はじめの状況に、二人はある種の楽しみさえ覚えていた。 「お前らはいつも、呼んでもいな

いところに首を突っ込む」パルニクは杖で二人の頭をそれぞれ殴った。「よこせ」アルクから

手紙をひったくるように取り上げた。「さあ、出ていけ。二度と戻ってくるな」 二人はただ笑

い、老人を抱きしめた。「ありがとう、パルニク。全部、いつか必ず返すからな」 パルニクに

再び殴打される前に、哀れな若者たちはその場を一目散に駆け出した。空腹と数多の疑

問を抱え、彼らは森へと戻っていく。その森は、少しずつ二人を蝕んでいく。野心も、愛も、

感情さえも、すべてを奪い去りながら。

***

翌日、彼らは何も狩ることができず、つまり何も食べられなかった。

夕暮れ時、夜明けが去ろうとし、その壮大な芸術作品を空に残す瞬間――一瞬だけ死者た

ちに生気を与えるその時――彼らは、遠くで馬が通るかすかな音を聞いた。前回のようなこ

とが起こるのを恐れ、アルクとユアンは素早く木に登り、葉の安全な茂みの中から、頭巾を

被った一人の男を目にした。特に気にも留めず、そのまま通り過ぎるに任せた。

降りようとした時、普通の人間には感知できない、かすかな枝の軋む音が聞こえた。夜の

旋律を乱すその音に、より注意を向けると、二人の男がそれぞれ剣を手に、頭巾の男に近

づいていくのが見えた。

ユアンはどうでもよかったが、アルクには常に非情であることが難しかった。肘でユアンの

注意を引き、彼は別の木の枝へと飛び移った。ユアンは彼の動きに続いた。アルクは、ユ

アンをその安住の地から引きずり出すことができる唯一の人間だった。

二人は平行する木々にそれぞれ位置を取り、ローブの男を守った。彼らの動きは完璧に同

期しており、何も聞こえなかった。ただ、森がもたらす死の微風だけが感じられる。一瞬にし

て、二人の男が姿を現し、既に抜き身の剣で、頭巾の男に何の前触れもなく襲いかかっ

た。その瞬間、彼らは「苦悶の剣とメイス」によってその存在を消された。アルクは、常に一

撃必殺を信条とし、一人の男の首の大半を斬り落とした。ユアンは、もう少し凡庸に、もう一

人を打撃でバランスを崩させ、メイスで絞殺した。わずかな空気を吸おうと必死にもがく、哀

れな男だった。

結局、彼らを始末した後、アルクとユアンは、何か価値あるものがないかと遺体を捜索し始

めた。頭巾の男の存在はどうでもよかった。結局のところ、その男は彼らが明日を生き延び

る手助けはしないのだから。男は、自分に注意が向けられていないのを見て、左手を背中

に、右手を胸に当て、うなずくと、その場を去った。

「随分と変な奴だ」アルクがユアンに言った。

ユアンは周囲に目もくれず、言った。

「何か見つけた」彼は手を上げた。「銀の指輪だ。明日、少しのパンと交換できる」

疲れ果てて、彼らは木のそばに身を横たえて眠りについた。彼らのテントは衛兵たちに奪

われていた。文句一つ言わずに、森の寒さに耐えなければならなかった。

***

翌日、彼らは村へと向かった。

暗殺者のような身なりで、あまり目立たぬように歩き、ようやくパン屋にたどり着いた。そこ

で、ついにそれぞれが少量のパンを味わうことができた。

「昨晩の努力の甲斐があったな」ユアンがパンを齧りながら言った。

「ああ、なんて旨いパンだ。良いチーズがのっている。絶品だ」

「何がいいと思う?この暑さを和らげるレモネードが」

「氷入りで、キンキンに冷えたやつがな」

「そうだな、そいつは絶品だろう。あそこの娘みたいに」

二人は顔を見合わせ、同意の合図を交わした。

しかし、人生は選ばれし者にそれほど優しくはない。運命の女神は、あなたが立ち上がる

のを見るや、あなたを再び転倒させるために必要なことを全て行うからだ。創造主は、あな

たが幸福を味わえるように全てを準備するが、決してそれを掴むことは許さない。あなたが

それに向かって戦い続け、なぜあなたが全てを得るに値するのかを証明するよう、ちょうど

いい距離にそれを置いておくのだ。

二人が村を出る道についた時、王宮衛兵とその兵士たちが彼らの行く手を阻んだ。

「どうやら、その後も順調だったようだな」衛兵が言った。「取り調べよ」

「いや、待て。何も持っていない」アルクは、手を触れられまいとした。

「何かしようとするな。従え」兵士が彼の肩を掴みながら言った。

しかし、兵士の手を感じたアルクは、剣を抜き、素早くその兵士の脚を斬り落とした。

王宮衛兵はこれを見て、自身の武器も抜き、アルクに猛然と襲いかかったが、アルクはそ

の攻撃をブロックした。

ユアンも同様に、メイスを抜き、一撃で一人を吹き飛ばし、続けてもう一人に襲いかかっ

た。

アルクと王宮衛兵は互いに戦い続けた。打撃の応酬、ブロックの連続。鋼と鋼がぶつかる

音は轟音と衝撃波を生み出した。戦いが続くにつれ、アルクはその打撃の力と速さを増し

ていき、ついに一撃を決め、相手の顔の一部を斬り裂いた。

衛兵は動揺した。相手との距離を取ろうとするが、アルクがその動きを読んでいたため、で

きなかった。他に選択肢がなく、彼はその力を行使する。ワイン色の波動が彼の体から迸

り、アルクを強烈に吹き飛ばした。アルクは地面に落下したが、一つの動きで立ち上がっ

た。

衛兵の剣の周りには、ワイン色のエネルギーが螺旋を描きながら剣へとゆっくりと吸い込

まれ、剣身にひび割れを走らせているのが観察できた。

「お前の冒険は、高くつくことになる」衛兵は、目から怒りを迸らせながら言った。

アルクは再び猛烈に襲いかかったが、その攻撃はブロックされた。もう一度試しても同じ結

果。何度繰り返しても結果は変わらなかった。衛兵はそれを防ごうとさえしていなかった。

衛兵の周囲から発せられるエネルギーの輪が、アルクが彼の身体を傷つけることを完全に

阻んでいたのだ。

「お前の不遜にはうんざりだ」

衛兵は剣を水平に振るい、アルクを両断せんとした。

「エケレル王子の大斬撃!」

彼は破壊的で速い一撃を放ち、アルクは辛うじて自らの剣でそれを防いだ。その瞬間、ア

ルクの剣は1,234の破片に砕け散り、アルクは地面に倒れ、戦い続ける力を失った。

衛兵は、ユアンが自分に同行していた三人の兵士を、驚異的な速さと軽さで片付けていた

ことに気づいた。そこで、彼はユアンを攻撃した。ユアンはその一撃をかわしたが、衛兵は

それを予期していた。素早くユアンの背後に回り、その脚を一閃して膝をつかせ、剣の柄で

頭を強打し、意識を失わせた。

「クソッ、アルク。俺の斬撃を生き延びた者はいなかった。ましてやブロックした者など。お

前は会う度に俺を辱める。ここで、今、殺してやる」

衛兵は心の中でそう呟いた。しかし、集まり始めた群衆を見て、より良い考えが浮かんだ。

「見ろ、これが我が命令、そして王の命令に逆らう者の末路だ!」

彼は、驚きと心配で見守る人々に叫んだ。

「兵士たちよ、森へ連行しろ。どこかの獣の餌にするのだ。こいつらは、王の前でも、人々

の前でも、許しを得られぬ」

すると、深手を負った三人の兵士が、這うように立ち上がり、死体同然の二人の身体を掴

み、森へと運び、まるでゴミのように投げ捨てた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ