あたしの二十四節気【浦川 日歌里 二十四節気詩集】

あたしのショーマンシップ【小満】

　フロントマンには必要です。

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　寄りにおいでよ 見においで

　桜は散っても 宴(うたげ)はこれから

　それがあたしのショーマンシップ

　ゴールドラッシュな一週間とそのさきの

　真の盛りをむかえるために

　ナビゲーターで ストーリーテラーの

　ピエロで マジシャンで 猛獣使いの

　不肖(ふしょう)で 無精(ぶしょう)なあたしこそ

　今世紀最大のエンターテイナー

　毎日で 毎晩の催(もよお)しが

　一世一代の変身ヒーロー スペクタクルマン

　寄りにおいでよ 見においで

　ただし あたしは

　全身全霊 楽しませるためにやるんだから

　斜にかまえるなんてゆるさない

　こうして 来たからには あんただって

　全身全霊 楽しむつもりで

　おいでになることをもとめるよ

　それこそ フェアってもんでしょう？

　これが あたしのショーマンシップ

　これぞ あたしのショーマンシップ

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　私にゃ、向いてない（汗）