あたしの二十四節気【浦川 日歌里 二十四節気詩集】

ヒート アップ！ あたし【小暑】

　暑く（熱く）なります。

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　メガネが似合うぞ 切れ長のクールビューティに

　おとなになったらなりたくって

　にぎった拳(こぶし)をつきあげて誓うあたりが

　クールとはほど遠いけど なんだか

　そんなあたしを嫌いでもないや

　あぁ どうしても 血湧(わ)き肉躍(おど)るんだ

　だってこの世は言うなれば

　情熱のダンスホールなんだから

　ヒート アップ！　あたし

　ふくらませたほっぺをピンク色にして

　ヒート アップ！　あたし

　燃える炎のエフェクト背負う

　グレーのスーツに 面長(おもなが)のクールビューティに

　おとなになってもなれなくって

　壁へと拳(こぶし)をうちつけて悔しがるのが

　クールとはかけはなれてて それでも

　こんなところがあたしなんだよね

　あぁ なにゆえか 血潮(ちしお)が滾(たぎ)りだした

　だって 勝負を決めるのは

　灼熱のダンクシュートだけだもん

　ヒート アップ！　あたし

　つりあげてる眉(まゆ)毛を太く濃ゆくして

　ヒート アップ！　あたし

　赤い炎を瞳で燃やすの

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　私のキャラぢゃないですけどね（汗）

制作：ひだまりのねこ先生