4・心優しき英雄王 のハズ
前文
無理やりタイトルを回収してみました
ヤバイ 先の展開なんて考えてないぞ・・・
取り敢えず作品内容は、「優しい妖精さん」の「自動書記機能」に任せよう!
英雄王は、生前多くの国民に愛されそれを誇りに思っていた。
この国の未来をそして民を守る事こそ王の職務であると疑うことなく歩んできた。
欲に溺れる者や権力争いに没頭する他の王族や貴族よりも名も知らぬ民の眼差しこそ彼の好ましいものであった。
故に小さな魂が鳴く姿を忘れることが出来なかった。
故に彼は普段決して行かない魂魄工房へ向かったのである。
そしてそれを目撃、いや発見してしまった。
あの今にも消えそうな魂を職人達が「かつてないほど精魂込めて送り出せる宝石の様な魂魄」に仕上げ送り出そうとしている姿を。
彼は確信した。私の思いがあの気難しい先輩や上司、更には職人達をも動かしたのだと。
確信こそ神格の上昇に最も必要な要素である。
この奇跡的な事件により「名もなき見習い神」から「僅かではあるが下界に影響を与えられる下級神」への昇華を促した。
と同時に彼は悩んだ。下級神へ昇華した以上上司すれば「神名」と新たな職務を与えられる
それは全ての名の無き神々にとって大変栄誉な事である。
だが同時に「見知らぬ任地」へ転属となる可能性も高い。
彼は神であると同時にまだ神としての経験が短いので人としての悩みに引き寄せられていたのである。
あの魂を見放すことは許されるのだろうか?
民を守り導くことこそ義務ではないか?
昇華の機会を与えてくれた小さな魂に恩を返すべきではないか?
そして神いや英雄王は、、決断をした。
あの英雄樽資質を持つ魂を見守ろうと。
迷える時は助言を与えようと。
必要な友との出会いを導こうと。
彼は心の底から喜んだ!!この出会いと決断に喚起した!
こうして世の中は劇的に動き出す。。。ハズだった。。。。
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なぁに~簡単な事さ
平凡な一生を送ろうと必死で誤魔化そうとした魂に対し
回りが勝手に資質を与え
最初に出会ったおっちょこちょいな神様が
ストーカー神として迷惑な核心を・・・・
偉大なる魂を英雄に・・・人々を導く偉大なる王 いや 後世に語り継がれる伝説の皇帝へ導こうと・・・・
おそらく舞い上がって忘れたんでしょうね~
女性としての人格を与える「仕様書」を作成したことを
脳筋というより 膿菌だな。。この神様
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英雄王は、神として初めての守護をこの魂に与える事とした。
あらゆる困難に立ち向かうべく能力の根底を与えた。
英雄王としての経験から導かれた彼の前世での確信を神格化したような加護を!
きっと好み帯の皇帝は、この加護を持つことを喜ぶだろう。
資質の名は、「引継ぎ語り継がれる者」
名前だけは立派である!
内容は、ほんの少し問題があるのだが。。。
なにしろ自らに親しい者へ確信を持たせる。と言う影響力が大きすぎる守護なのだ。。
一見問題なさそうだがポンコツなのだ。
なにしろ 困難は鍛え上げた肉体で全て解決できる!と言う脳筋教の強制布教・・・
まさしくストーカー神に相応しい「必要のない愛情の強制的な押し付け」
どう考えても迷惑な赤子の誕生の未来しか見えないのだが
きっと無事に成人するだろうな・・・
無駄に高スペックな肉体の設計図たる魂魄を与えられ
他に振り向くことなき「最愛の魂だけを護り敵対する者の排除をほぼ厭わないストーカー神」が24時間監視してるのだ。。。
世界平和の為にもこの魂を受肉した人物は、変装技術を極め過度の愛情を注ぐ神様や自らの周りに存在する変態(筋肉馬鹿ども)から逃れるすべを学んでほしい。。。
ソモソモ コレガ ジョウオウニナッタラ ブンカンガ 0ニ ナッテ クニガホロビソウナキモスル ダイジョウブナノダロウカ・・・ (´・ω・`)
・教訓 一時の誤魔化しのつもりが大事件になることもあるんだねぇ・・・
へんな執着を生まない様に誤解は細かく排除したほうがいいかもしれません