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勇者殺しの勇者  作者: 春夏
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プロローグ

初めて投稿させていただきます。完全に趣味で書きます。

この世界には魔王というものが存在していた。魔王という存在は人に破壊をもたらし、恐怖をもたらすこの世界の悪の象徴とまで言われる存在である。


昔から多くのものが挑み、そして打ち滅ぼされたという。家族を失い、友を失い、人は常に敗北者の位置に立たされてきた。


そんな現実を覆そうとひとつの国がとある儀式を行おうとしてた。それは異界から戦士を呼び出す儀式である。異界の戦士にはこの世界の人を凌駕する力があると遥か昔から伝えられてきた。


これを実行しようとする国の名前をハルザーク王国という。この国は、魔王の支配する土地と隣合っており交戦が絶えないという。


絶大な力を持つ魔王の軍勢に対し、王国は食い止めるのが精一杯である。この状況を打破しようと王国は異界の戦士を召喚することを決意したのだ。


王国の王都にある城の玉座の間にて。

 


「この召喚が我々の…… いや、世界の命運を背負っているのだ!頼むぞ!国の魔術師達よ!」


玉座より座りながら魔術師達に儀式の成功を懇願しているのがこの国の国王、カイル・ハルザークである。


玉座より前方の方で5人の魔術師が星型の陣を組み、待機している。1人1人、顔が険しく失敗は許されないというのが伝わってくる。


「それでは王よ、儀式を開始してもよろしいか?」


「あ、あぁ!早く始めてくれ! くれぐれも失敗はするなよ! 長年の準備が無駄になってしまう!」


「それでは、始めさせていただきます。」


そういうと、魔術師達は詠唱を始めた。詠唱が止まって数秒後、魔術師達の中心に電撃のようなものが走り出した。それは、段々と激しくなりこれでもかと言わんばかりと膨れ出した瞬間にこれまでよりも一際大きな電撃が中心に堕ちた。電撃により煙が立ち込め、景色が霞む。


この場に居合わせた全員が不安に顔を染めていると、煙の中から人影が現れた。煙が晴れていき、そこにいるであろう人の姿が段々と見えてきた。黒髪黒目の少年がそこには立っていた。


「こ、こいつは一体どうなってんだよ…」


「儀式は成功か!?」


「はい!無事成功です!」


玉座の間は歓声に包まれ、召喚されたであろう少年は1人だけ取り残された。



文章書くの難し。

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