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ピクシー登場

「うあぁぁぁぁぁぁぁぁ、神様死にたくない」

 上から声を発しながら何かが落ちてきた。白い光に包まれた20センチ位のものが落ちてきた。

 私はいきなりのことから身体が固まってしまった。

 

 光が消え落ちてきたものの姿の全容が見えてきた。

 

 縮こまった生物は小さな人間、いや背中に光輝く羽をつけている。

 玩具にしては精巧過ぎる。その不思議生物がこちらを警戒しながらゆっくりこちらを振り向いた。

 「……きょ、巨人」そいつは、すぐに身構え羽ばたき始めた。

 

 <相手が戦闘態勢に入りました>

 <戦闘を開始しますか?>

 頭の中に機械的な声が響いた。

「ま、待て」声を上げる。


 突風がふれ、全身にかまいたちで切られたような傷ができ、血はあまり出てないが、首に数センチ深くまで届いていた。これで二度目の死か。ということにはなりませんでした。

 

 「嘘、何この身体…それにウチは、飛行機が墜落して…」相手は自分の身体と私の身体を見比べていった。 「飛行機事故!君も乗っていたのか。」こんなよくわからん生物に話す内容ではないのだが、私は話しかけていた。

 

 「私の名前は藤田 龍馬、それから…」私の方から名前と事故が起きたらここにいてわけがわからないと話した。

 彼女は私と同じ飛行機に乗っていたらしく同じく山に突っ込む瞬間だったそうだ。彼女は友達とバカンスを楽しもうとしていたらしい。「すごくあやしくみえるかもしれないけど、ほんとにウチそれだけしか思い出せんのよ。」そして、ショックのせいなのか自分の名前と飛行機に乗る前のことを思い出せなかった。


 「気になったことがあるんだが、頭の中に声が響いたりしてないか。」そう頭の中に戦闘を拒否した後、<目の前の妖精ピクシーが仲間になりました。おめでとうございます。>と頭の中に機械的な声が響いている。

  

 

 

 

 

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