佐々木 心優
初めての投稿です。
少しずつですが、載せていきますので是非閲覧お願いいたします。
人は常に罪を犯し続けている。
気づかない間に…
平凡な毎日が実は幸せだった。
そう感じたのは遠いようで遠くない未来ー。
鳴り止まないベルの音。
そして生ゴミと時々臭う自分の汗。
「また嫌な起き方だ…最悪…」と思わず愚痴をこぼす。
ベットからでようとすれば、まるで自分を行く手を阻むようなゴミの山。まず水飲むためにどうこの道を進むかを考えるのが日課にすらなっている。まぁ結局考えては無駄だとゴミの山を蹴り飛ばすが。水道をには辿りついたが肝心のコップが無い。それに苛つきを覚えるが周りを見渡すと食器棚に綺麗に置かれていた。「亜愛洗っておいてくれたんだな…」実は一週間前までは部屋をしっかり整頓されていてまるで天国かと思われるくらい。
と複雑な気持ちで辺りを見渡しているとニュース速報が流れた。「快楽殺人の話題ばっかだな…」快楽殺人とは、現代社会の過度なストレスにより殺人によって快楽を得るものたちである。現代病の一つでもあると学者は言っている。突然ドアをノックする音が聞こえた。「もしかして殺人犯じゃないよな…」ニュースを見たせいか不安に思いながらおそるおそるドアに近づくと「心優開けろー‼︎」と叫ぶ女性の声。その声に僕の緊張感が一気になくなりそのドアを開けた。