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もしもし

作者: 山田歩
掲載日:2013/06/12

着信が鳴る

通話を押す

声がする


「もしもし」


「もしもし?」


返事をしてみる

相手の声に聞き覚えはなく、僕は繰り返す


「もしもし?」


知人が番号を変えたのか?

いや待てよ、これが今はやりのおれおれ詐欺かもしれない。


頭の中で3秒間

考えてみたがアホらしくて止める


「おーい、もしもし?もしもーし!」


相手は答えない


「あの、イタズラですか?」


電話の向こうから小さく消防車かなにかのサイレンと犬の声が聞こえるだけ


「本当に切りますよ。週末の夜だってのに暇な人もいるもんだね」


スピーカーの向こうからモソモソと何か聞こえた


「え?すいませんが、サイレンの音がうるさくて。今何か言いましたよね?」


河原の歩道橋を歩きながら耳を澄ませる








『それ私の携帯なんですけど、あなた誰ですか?』





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