靴が問題
こちらは日曜日。今、長編を書いている最中なので、朝早く起きて、一話書いて、さぁ、出かけよう。
と、思ったけれど、出かけないほうがよい気もする。
実は、足が少々まずいことになっている。
昨日は十七キロくらい歩いて帰ってきたら、夜になって、足の甲が部分的に赤く、ちょっと痒い。痒いのは我慢できるが、この赤いのが、ひじょうに気持ちが悪い。自分の足でなければ、二秒以上は見たくない。
仕方がないから、シャワーの後、両足に別々の軟膏(どちらが効果があるかを見るため)を塗って寝た。朝になって見てみたら、悪化してはいないが、両方とも同じ程度。不気味な赤はまだあちらこちらにある。
アメリカ人の親友にテキストしてみたら、「maybe socks or detergent」と返ってきた。ソックスか洗剤か。うん、そういう気はしていた。
それで、「foot 、rash、 socks」でググってみたら、
「Shoe Contact Dermatitis」、日本語では「靴皮膚炎」。
説明されている内容もドンピシャで、アップされている写真もまさにそれそれ。
よくある皮膚炎で、治療法は市販の軟膏でも塗っておけばよいそう。
とにかく、理由がわかって、ほっ。
そうなのよね、昨日はいつものスニーカーではなくて、ハイキングシューズを履いて行っのだった。
妹に足の写真を送ったら、
「外反母趾じゃないね」という返事がきた。
そこじゃないだろ、見るべきなのは。
子供の頃は、いや、少し前までは、全然歩かなかったから、外反母趾になど、なるはずがないのよね、私。
それでは出かけようかと思うけれど、赤の理由がわかっただけで、解決はしていない。でも、別の靴をはいて出かければ、大丈夫じゃないかな。
それとも無理はしないでうちにいて、図書館から借りてきた短編集を読むのが安全パイだろうか。赤は居座ることなく、消えてほしい。