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憂鬱の民[エッセイ・小説短編集]  作者: 紀ノ貴 ユウア
33/35

32.夢と現実の狭間で

 不安と落胆。

 ああ、これはナイトメアだ。

 わたしは、色があるはずのモノトーンな空間で悟った。



 わたしの前には4人のオトナ。


 わたしは、嘘が嫌い。たった少しの嘘でも、心が悲鳴をあげるから。


 わたしは、震える手を震える手で押さえつける。


 わたしの声は震えている。わたしの(のど)は締め付けられ、低くかすれている。


 わたしは、常にわたしの言動を採点している、ような気がする。


 わたしは、とにかく一生懸命だった。わたしは必死に、わたしに食らいついていた。



 ―――あれ。


 わたしから遠ざかっていますか?それとも、わたしが遠ざかっていますか?


 わたし、わたしのカラダ、わたしのアタマ、ワタシ、今人と話しているのはワタシ?


 わたしの口が勝手に動いている。


 わたしは今、きちんと話せている?人の話を聞いている?


 わたしのアタマとココロが離れてしまった気がする。


 …わたし、きっとダメなんだろうな。



 ああ、ここは、現実(ナイトメア)

 ―――現実に見る、悪夢(ナイトメア)なんだ。

 短時間で二度も悪夢(げんじつ)から離れてしまった。

 以前も同じ状況に陥った。


 ねえ、これは何?


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