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憂鬱の民[エッセイ・小説短編集]  作者: 紀ノ貴 ユウア
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29.破滅の天使

 結構 前に書いた、憂鬱。

 我々は愚かゆえに愚かなことに気付きません。

 そこが地獄であることを天国の存在を知らなければ分からぬように。


 我々がずっと馬鹿で単純なままでいられたら良かったのに。

 でも、我々はずっと愚かで単調な生き物ですから。そんなことは叶いません。


 我々はこれを破壊することはできません。そもそも“生成者”ではないのですから。

 しかし、崩壊させることはできます。完全なる“破壊”が叶わずとも、崩壊は我々のような生き物でもできるのです。


 神は我々を見放しました。今までお楽しそうに見守っていらっしゃったのに。

 誰だって、手のかかる子どもは嫌いでしょう?それに、子どもの頃に見た風景と大人になって見た風景は違うものですよ。



 ぼくたちは破滅を呼ぶもの。無邪気な天使。

 残酷で、非道で、虚しい生き物。



 ねぇ、みんな。ぼくたちこれから、どうなるかな。

 ねぇ、神様。あなたは、ぼくたちがどうなると思っていたの?

 ニンゲン、それは破滅の天使。

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