始まりは突然に
やけに日差しが眩しかったある朝
彼はいつも通りの日常が今日も始まるのかとうんざりしながら起床した。
彼の名前は橘 三木
今年で19歳の大学生である
いつも目の下には隈があり目が細く、いつも気だるげにしているが他には何の特徴もない一般人。
「今日も一日普通に頑張って普通に過ごしますかぁ。」
そう言って彼は学校へ行く準備をして家をあとにしたのだった。
家を出て程なくすると三木と同じ学校の
山高 弥太郎の姿が見えてきた。
三木は弥太郎の名前は知っているが話したことはなく、
弥太郎の存在に気付きはしたが別に何をすることなく普通に登校していた。
すると突然、目の前が光ったかと思うと弥太郎の姿は三木の前から消えていた。
(ッ!?なんだ?どこに行ったんだ!?)
三木は動揺したがどこか姿の見えないとこに移動したのだろうと思い、またゆっくりと歩き出そうとした。
その瞬間、三木は急に気持ちの悪い浮遊感に襲われ視界が真っ白に包まれた。
やっと真っ白な視界から解放された三木の目に映るのはたくさんの葉が生い茂っているたくさんの木々と、巨大な犬のような動物と対峙している弥太郎の姿であった。
読んでいだたきありがとございます。
拙い文章ですがこれからよろしくお願いします。