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男達が話している声からどんどん遠ざかりキッチンのあるカウンターの方へとふらふらと歩いていきます。そこには女将さんのダンテがいました。ダンテは青い顔をしているリサを見てびっくりします。



「ど、どうしたんだい!りさ。顔が真っ青じゃないか!何かあったのかい?」


保護者代わりを自称しているダンテにはとって、娘の危機です。大慌てでリサに詰め寄ります。そんなダンテの様子を見て、リサは意を決して口を開きます。



「ダンテさん。陛下はロリコンなんですか?」


いきなりのセリフにダンテは目が点になります。予想外すぎるセリフがリサの口から飛び出したのです。当然のことです。夢かと思ってもいいレベルの一言でした。しかし、伊達に年はくっていません。すぐに体制を立て直しリサと向き合います。そして一から事の真相を聞くことにしたのです。



すべてというかまぁ大した話ではないですが聞き終えたダンテはリサにある話をしようと思います。それはいつかはしなくてはと思っていた話でした。



「リサ。私はお前に言わなくてはと思っていた話があるんだよ。きいてくれるかい?」


真剣なダンテの顔にリサは思わず緊張してしまいます。今までずっと優しく接してくれていた彼女からこんな風に真剣なまなざしを向けられたことなどなかったからです。ですが、逃げることはできません。意を決して向き合います。






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