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「陛下は小さいモノ好きっていう噂があるんだよ」


「・・・ってことは、陛下はロリコンなんですか?」


そう、ここでやっと冒頭というか何ページか前のセリフに戻ります。ここまで長らく失礼しました。


可愛らしくおねだりして手に入れたこの国の陛下の情報、それは予想外でとんでもないものだったのです。そしてリサは考えます。一国一城の主がそんなんでこの国は大丈夫なのかと。そんなリサの心配をよそに男たちは続けます。



「ロリコンっていうのかなぁ、この場合。幼女が好きというより、小さいモノが好きみたいなんだよなぁ」


「そうそう。噂では男でも小さければ好きみたいなの聞いたことあるからな」


ぎゃははと下品な笑いをたてながらあーだこーだと男たちは話しています。でも最早リサの耳には入ってきません。中々の衝撃だった模様です。まあそれもそうでしょう。異世界トリップをしてあまり平常心ではいられなかったリサですが、王様がいるという事実はファンタジー小説好きのリサにとっては少しだけ慰めの材料になっていたのです。夢に見る存在というか、憧れに近い存在だったのです。そんな王様の変な性癖を耳にしては平常心でいろというのは、まぁ少し酷なのかもしれません。




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