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「あの~ちょっといいですか?」


2人は近づいてきたリサを見て優しい笑みを浮かべます。それはそうです。リサを8歳位の子供だと皆思っているのです。そんな子供が控えめに近づいてくるのです。心の中は可愛いのオンパレードです。



「ん?どうしたリサちゃん?まだコーヒーはあるし大丈夫だよ」


追加注文の確認をとりにきたのかと思った男はやんわりとリサに大丈夫だとしめします。ですがリサはそんなことの為に男達に近づいた訳ではありません。そう、好奇心なのです。リサも立派な女です。噂には心惹かれるものなのです。だからこそ思い切って、勇気を出してもう一度声をかけます。



「さっきからおじさん達は何のお話をしているの?陛下の噂ってなぁに?」


リサは自分の利用価値をわかっております。少し子供に見られていることも承知です。だからこそ自分のほしい情報の為なら日本では決してしなかった仕草もします。少し首を傾けて子供っぽい声を出します。おじさん達はこれが好きだとわかっているからです。案の定(か、かわいい~)とおじさん達はメロメロです。



リサはその様子を見て心の中でガッツポーズをします。そしてダメ押しに「おじさん?」ともう一声かけます。そうして単純なおじさん達はいとも簡単に口をわってしまうのです。






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