第77話『崩壊の胎動』
1.戦場の変貌
ガイアが大地に拳を叩きつけた瞬間――
地面が震え、山肌がめくれる。
ただの土砂崩れではない。
空間そのものが「ひび割れ」、黒い裂け目が走っていく。
ラミエル:「嘘.......空間そのものが.....崩れてる!?」
エルシア:「.....これが、滅地の.....」
ガイアの背から吹き上がる黒色の光。
それは、大地の「終焉」を象徴するような重圧だった。
2.滅地の咆哮
ガイア:「見せてやろう。神DNAの真の力――滅地DNA.......滅地創壊!」
大地が裏返り、空間が飲み込まれる。
足場すら次々と崩壊し、二人は空中へと投げ出される。
ラミエル:「くっ.......ウィンド.....やるよ!!!」
ウィンド:「了解!!」
ラミエル:「精霊融合モード スピリット・ウィンド!!」
翼状の風を背に生み出し、風を身に纏わせている。
ラミエル:「風DNA.......疾風展翼!!」
エルシアを抱えて飛び上がる。
エルシア:「あ......ありがと...」
しかし、上空から迫るのは「黒色の隕石群」。
ガイア:「滅地DNA.......隕石・滅.....」
大地そのものを砕き、重力で押し潰す破壊の雨。
3.エルシアの覚醒
エルシアは震える手を握る。
エルシア:「まだ......制御が.....!」
すると、胸の中に眠っていたサンダー・ドラゴンの声が響く。
サンダー:《覚悟を示せ、エルシア。敵を討つ覚悟を......殺す覚悟を持て!》
その瞬間――彼女の雷は黒く変わり、荒れ狂う。
全身に漆黒の紋様が浮かび、瞳が一瞬、黄金から黒へと染まる。
エルシア:「ははっ!!......行ける.....! 《黒雷帝DNA》.........!」
4.反撃開始
ラミエル:「エルシア......!」
エルシア:「大丈夫。少し怖いけど......今は、負けない!」
二人は視線を交わし、同時に攻撃を放つ。
ラミエル:「風DNA........風牙連閃!」
――無数の風刃が嵐のごとくガイアを切り裂く。
エルシア:「黒雷帝DNA......黒雷皇槍!」
――漆黒の雷槍が生成され、空間そのものを貫く。
嵐と黒雷が交わり、破壊の奔流を押し返す。
5.拮抗する力
衝突の余波で空間が波打ち、天地が逆転する。 ガイアの重力の奔流と、二人の力がせめぎ合う。
ガイア:「.......ほう、ここまで抗えるか。ならばさらに――」
地形がねじれ、巨大な黒の柱が天へと伸びる。
ラミエル:「.......来る.........!」
エルシア:「負けない.........絶対に!」
二人の新たな力と、ガイアの滅地DNA。
その衝突は、戦場をさらに深淵へと変貌させていった――。
次回――
ラミエルとエルシアの連携が本格化。
二人の共鳴技が、ついにガイアを追い詰めていく――!




