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第68話『神々の対立』

1.黒幕の話の続き

ブラフマーの言葉が場に重く響いた。

ブラフマー:「宇宙の維持を担うヴィシュヌ、破壊を司るシヴァ......かつては均衡を保っていた両者ですが、今は違う」

カイル:「違う......?」

ブラフマー:「原因は“地球”と“異星”。彼らがそれぞれの陣営に肩入れしたのです」

2. DSOとREOの歴史

回想のように描写が展開される。

DSO(地球側):「人類の生存と発展」を掲げる。科学と秩序の象徴。その背後に立つのは ヴィシュヌ。

REO(異星側): 「宇宙の自由と淘汰」を掲げる。進化と闘争を肯定。その背後に立つのは シヴァ。

イル:「つまり.......私たちが戦ってきたDSOとREOの対立って.....神様同士の代理戦争だったってことか....」

ブラフマー:「その通りです。だからこそ、争いは永遠に終わらない」

ブラフマー:「私も止めようとしました.....ですが.....ふたりとも...まったく.......」

3. 迫る危機

エリックが拳を握る。

エリック:「クソ.......じゃあ、俺たちの戦いなんて.....結局、神々の都合の延長かよ」

ブラフマー:「それだけではありません。ヴィシュヌとシヴァの対立が続けば、地球と異星そのものが滅ぶ」

ナイル:「なっ......!」

エルシア:「.....そんな........!私たちが住む場所すら、消えるの....?」

ブラフマーは静かに頷く。

4. カイルの決意

カイルは全員を見回す。

カイル:「.....止める。俺たちが。ヴィシュヌも、シヴァも......神だろうがなんだろうが、この星を壊させはしない」

ナイル:「お前、神相手に本気か?」

カイル:「あぁ。....だって俺には、父さんと......ブラフマーが託してくれた力があるから」

ブラフマーが微笑む。

ブラフマー:「その決意......しかと見届けましょう」

5. 神殿への道

ブラフマーが指を鳴らすと、空間に巨大な転移の門が現れる。

ブラフマー:「ヴィシュヌとシヴァは、神殿にて対峙を続けています。しかし....このまま衝突すれば、惑星ごと消滅するでしょう」

カイルたちは迷わず門へと足を踏み入れる。

門を抜けた先――そこは神域。

空は赤黒く裂け、雷と火炎が渦巻いていた。

その中心で、二柱の神が睨み合っていた。

ヴィシュヌ:「秩序なき宇宙に未来はない!」

シヴァ:「破壊なき宇宙に進化はない!」

二人の声がぶつかり合うだけで、大地が崩壊していく。

カイル:「......間に合った。次は........俺たちが止める番だ」

次回――

カイルたちは、神々の戦場に飛び込む――。

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