第63話『虚無より現れしもの』
大宇宙編突入!!!!!!!!!!!
1. 星の墜落
夜。
黒く染まった流星が、地平線を裂くように墜ちた。
轟音と共に大地が揺れ、巨大なクレーターが出現する。
エリック:「おい........やっぱ流星なんかじゃねぇな、これ」
カイル:「嫌な気配がする........行くぞ!」
カイルたちは即座に現場へ向かった。
2. エルフの集落
森を抜けた先、広がる幻想的な集落。
尖塔の木造建築、光る樹液のランタン、優美な橋――そこにはエルフたちが住んでいた。
ラミエル:「エルフ.......! こんな星にも、いたんだ」
カイル:「でも.........怯えてる?」
集落の中央、人々が避難していた。
その視線の先――墜ちた流星から、黒い靄が噴き出し、やがて“怪物”が姿を現す。
3. 虚無の怪物
全身が黒い結晶に覆われた四脚の獣。
眼は赤く光り、口からは虚無の瘴気を吐き出していた。
エルフの衛兵たちが矢を放つが、触れた瞬間に溶け消える。
カイル:「来るぞ!コーデックス解放......!!」
氷の結晶を生み出し、突撃。
カイル:「水DNA.......水蒼穿絶閃――氷牙穿界!」
氷の刃が怪物を貫くが、黒い結晶がすぐに再生する。
イル:「再生........っ、アヌビスのときと同じ......」
エリック:「クソッ、こいつらどっから湧いてくるんだよ!」
4. 登場
怪物が振り下ろす腕が、逃げ遅れたエルフの少女に迫る。
???:「――っ!」
カイル:「危ないッ!」
氷壁を展開して少女を庇う。
吹き飛ばされながらも、カイルは少女の手を掴み、地面を転がって守りきった。
少女は驚き、赤くなりながら小さく呟く。
???:「あ、あなた.......」
カイル:「立てるか!?」
少女は頷き、震える手で杖を構えた。
5. 雷の一閃
???:「雷.......お願い........!」
空が裂け、青白い雷撃が怪物を直撃する。
その雷は黒い結晶を焼き切り、怪物の再生を止めた。
カイル:「.......雷DNA!?」
エリック:「おいおい、ただ者じゃねぇな」
少女は力を使い果たし、膝をつく。
だが怪物はまだ動く。
カイル:「――ならこれで決める!」
氷と炎を掛け合わせ、巨大な槍を形成。
カイル:「水+火DNA......異系統二重詠唱――氷炎貫穿・終槍!」
槍が怪物を穿ち、黒い結晶が粉砕される。
怪物は断末魔の咆哮を上げ、虚無の塵となって消えた。
6. エルフの長
戦いが終わり、エルフたちが少女のもとへ駆け寄る。
エルフ兵:「エルシア様!」
ラミエル:「え.......様?」
少女――エルシアは気まずそうに笑った。
エルシア:「えっと........私、エルシア・ニュールアー。この集落の.......長です」
「「はああああ!?」」
次回――
雷の力を操る少女――エルシア・ニュールアー。
その強さと弱さ、そして心の奥に秘められた想い。
カイルたちの旅は、彼女を巻き込み新たな局面へ!!!




