第62話『星を喰らう影』
1. 集う仲間
宿屋の一室。
外は静かな夜、窓からは満天の星空が広がっていた。
卓上にランタンが灯り、カイル、ラミエル、エリック、ナイル、イルが集まっている。
エリック:「で、これからどうする? DSOにはもう戻らねぇって決めた。けど、目標がねぇと漂 流するだけだぜ」
ラミエル:「そうだね......。でも、カイル。あんた、まだ何か隠してるでしょ?」
カイルは少し黙り、深く息を吐いた。
2. 失われた力
カイル:「.....あれから、いろいろ思い出したんだ。 俺は......ただの転生者じゃない。父さんと母さんから託されたものがある」
全員が息を呑む。
カイル:「俺の中には.......まだ取り戻していない力が、3つ眠ってる。――《時間DNA》――《神DNA》――《宇宙DNA》」
イル:「.....時間、神、宇宙.......?」
ラミエル:「スケールでかすぎない!?」
エリック:「おいおい、聞くだけで頭が痛ぇぞ.......」
ナイル:「でも........それがカイルの本当の力、なんだな」
カイルは拳を握りしめ、星空を見上げる。
カイル:「あの戦いで痛感した........。俺はまだ未完成だ。取り戻す。全部、必ず」
3. 新たな指針
エリック:「なら決まりだな」
カイル:「え?」
ナイル:「俺たち《アーク》の最初の任務は――カイルの力探しだ」
ラミエル:「異論なしだよ」
イル:「.........私も一緒に探したい。だって、私の存在も.........カイルの“欠片”だから」
カイルは驚き、少し笑ってうなずいた。
カイル:「ありがとう.......みんな」
五人の視線が重なり、部屋に決意の熱が広がる。
4. 不穏な影
その瞬間。
夜空を流れる流れ星。
一つ.......突然、流れ落ちた。
ラミエル:「え.......今の、流星じゃ.....ない」
ナイル:「ここから........近くだ」
イルは顔を青ざめさせ、震える声で言った。
イル:「この感じ......魔獣?....いや.....そんなんじゃない.........」
カイル:「と.........とにかく落ちたところにいってみよう」
カイルの心臓が強く脈打つ。
彼もまた、胸の奥で同じ直感を抱いていた。
次回――
新たなる目標を掲げた《アーク》。
その行く手を阻むかのように、星々を喰らう影が動き出す。
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