第59話『完全融合』
1. 戦闘後の残骸
研究所跡には、アヌビスの残骸が散乱。
黒い霧が漂い、微かな魔力反応が残る。
ドクン.....ドクン......
カイル:「......まだ、完全には消えていない.......」
エリック:「どうすんだよ......」
イル:「.......私たちの力で浄化するしかないわね」
二人は互いの目を見つめ、共鳴を確認する。
2. イルの覚悟
カイル:「イル.......本当にいいのか?」
イル:「なにが........?」
カイルが少し躊躇するも、話す。
カイル:「本当に.......浄化していいのか?......浄化したら.......シスとメネの記憶も......」
イルは、少し涙目になる。
イル:「.......嫌だよ........でも二人が.......覚悟して望んだことなんだもん.......私も覚悟はできてる」
カイル:「わかった........」
二人は、力を解き放つ。
ラミエル:「す....すごい....」
ナイル:「これが......こいつらの力...!!」
二人の力が残骸に絡みつき、徐々に黒い霧を押し返す。
カイル:《.......本当に........これでいいのか.......》
3. 完全浄化
二人の力が渦となり、DNAが完全融合。
残骸を構成していたDNAと魔力が瞬時に分解され、無害化される。
その時.....
カイル:「究極・錬金DNA.......錬金捕縛.......」
カイルが唱えると、アヌビスの脳の一部を取り出す。
イル:「な.......なにしてるの!?」
カイル:「このままじゃ.......ダメだと思って......だって.......イル、泣いてるから.....」
そう......イルは泣いていた。
イル:「..........私.....もっとシスとメネと一緒にいたい.....もっと....もっと.....!!」
取り出した一部は、ペンダントくらいの大きさの球体となる。
その時、死骸が完全浄化させる。
イル:「........消えたわ.......!」
エリック:「........これで、完全に終わりだ」
周囲には清浄な光が残り、戦場の影響も消え去る。
4. 錬金DNA完全習得
戦闘後、カイルは自らのDNAを確認。
すべての錬金DNAが完全に制御可能となり、技の応用範囲も飛躍的に増加。
カイル:「........これで、錬金は完成した......!」
イル:「.......見事ね、カイル」
カイルは、イルの前に立つ。
カイル:「あ......そうだ.....イル」
イル:「何?」
カイルは、球体を糸に通し首飾りに。
カイル:「はい....これはお前が付けとけ...お前がまた.....創ってやれ.....」
イル:「うん....ありがと.....似合ってる?笑」
カイル:「あぁ.....似合ってるよ......」
二人は互いの手を握り、信頼と絆を確かめ合う。
5. 混血特殊部隊の未来
混血特殊部隊は、新たな戦力として、イルを迎え入れる。
カイル:《俺たちなら.......どんな困難も乗り越えられる......!》
次回――
アヌビスとの死闘をくぐり抜けたカイルたち。
DSOへの資料提出をするが、カイルたちはある決断をする。




