第55話『心を穿つ刃』
1. 深淵の戦場
瓦礫と黒煙に包まれた旧研究所最深部。
カイルとネメシスの力のぶつかり合いで、空間そのものが歪む。
カイル:《......イル.......まだそこにいるだろ!声を聞かせろ!》
ネメシスは黒翼を広げ、暗黒の刃を振るう。
黒炎が轟き、氷の結晶群を粉砕する。
2. 技のぶつけ合い
カイル:「なら.......これで!」
純粋な氷を融合させ、拳に輝く青白い光を纏わせる。
カイル:「究極・水DNA.......蒼牙裂空!」
氷と光の衝撃波が、ネメシスを直撃。
ネメシス:「........ッ!」
黒炎を纏った大鎌で迎撃。
ネメシス:「究極・錬金DNA........虚・無!!」
黒い銃のような器官が連続射撃を放つ。
氷の結晶が砕け、空間に亀裂が走る。
3. 心のリンク
衝突の瞬間、カイルはイルの声を感じる。
イル:「.......カイル......もしかしたら......裁く者として......攻撃したら.....効くかも......」
カイル:「わかった!やってみる!」
瞳に決意の炎を宿し、氷と光と炎を極限まで圧縮する。
カイル:「究極・水+火DNA......氷煌・断罪!!」
氷と炎の大剣がネメシスを貫き、衝撃で研究所の天井が崩れ落ちる。
ネメシスの動きが一瞬止まる。
イルの意識が少しだけ前面に出た瞬間だった。
4. ネメシスの反撃
黒炎が暴走。
ネメシス:「........イルの力ごと、消し去るッ!」
巨大な闇の渦がカイルを襲う。
カイル:「くっ.........俺も負けない!」
錬金DNAの力を解放。
カイル:「究極・水+錬金DNA..........万有錬成・極蒼裂!」
氷と錬金の光が融合し、渦を打ち破る。
衝突の余波で、研究所全体が揺れ、瓦礫が飛び散る。
5. 勝利の兆し
ネメシスの動きが鈍る。
イルの声が明確に響く。
イル:「カイル........!!!」
カイル:「絶対だ!もう二度と、お前を一人にしない!」
拳から放たれる光と氷の衝撃波がネメシスを圧倒し、倒れ込ませる。
ネメシス:「........ッ..........」
内部でイルの意識が輝き始め、暴走する黒炎を抑える兆しが見える。
次回――
希望の兆しが見えたカイルたち。
しかし、謎の存在が介入!?




