第52話『崩壊の咆哮』
1. 激震
戦場の空気が震え、研究所全体が警告音を鳴らし始める。
天井から瓦礫が落ち、壁にヒビが走る。
ラミエル:「ま、まずいよ!施設全体が持たない!」
ナイル:「おいカイル!あいつの力、桁違いに膨れ上がってるぞ!」
ネメシス:「カイル....お前の技.....使わせてもらうよ.....」
2. ネメシスの詠唱
黒炎を纏ったネメシスが腕を広げ、禍々しい紋様を浮かび上がらせる。
ネメシス:「......我が名は裁きを告げるもの.....全ての命を、虚無へ還せ――」
周囲の空間が崩壊し始める。
電子機器は一斉に誤作動を起こし、重力すら歪む。
3. 大技発動
ネメシス:「究極・錬金DNA.........虚壊葬界ッ!!」
暗黒の球体が生まれ、周囲の物質を片端から吸い込み、
砕き、潰し、飲み込んでいく。
ラミエル:「――っ.....研究所そのものが.......飲まれていく.......!」
エリック:「クソッ、もうここにいたら全員......!!」
4. カイルの抵抗
カイルが氷槍を構え、咆哮。
カイル:「させるかァァッ!!」
氷の結晶が槍となり、蒼白の光で球体を突き刺す。
カイル:「究極・水+錬金DNA......氷穿連陣ッ!!」
氷の槍が何十本も生成され、暗黒の球体に突き刺さる。
一瞬、吸引が止まる。
だが――
ネメシス:「ハハハハ!無駄だ!抗えば抗うほど、裁き尽くされる!」
再び黒炎が爆発し、球体はさらに肥大化する。
5. 避難開始
ナイル:「カイル!もう限界だ、全員退避するぞ! 研究所は長くもたない!」
エリック:「チッ......仕方ねぇ.......!」
ラミエル:「カイルも早く!!!」
次々に崩壊する通路を駆け抜け、脱出を開始する。
しかし.......
カイル:「みんな......先に行っててくれ......」
次回――
研究所の崩壊と共に、仲間たちは地上へ逃げ出す。
その裏で、カイルとネメシスの“真のタイマン”が始まろうとしていた。




