第34話『研究所の亡霊』
1.日本――繁栄の地
混血特殊部隊の次の任務として日本に到着するカイルたち。
世界が荒廃しているのに対し、日本はどこか異様なまでに整備され、都市は明るく、国民 の表情にも余裕がある。
ナイル:「.....ここ、本当に同じ地球?」
ラミエル:「さっきの国より平和そうに見えるね......」
カイル:《いや......これは“作られた繁栄”だ。何か裏がある》
2.DSOの旧研究所跡地へ
ERO拠点の近くに、封鎖されたDSOの“旧研究所”があるという情報を得る。
ライルから受けた任務は「内部調査と資料回収」。
建物は半壊しており、黒い煤とひび割れたガラスが、過去の惨状を物語っている。
エリック:「嫌な感じがするな...........」
カイル:「気を抜くな.......」
3.亡霊の出現
奥へ進むと、古びたカプセルや割れた試験管が並んでいる。
ラミエルが一冊のファイルを見つける。
ラミエル:「........“被験体計画・No.7~No.10”....?」
その瞬間、周囲の機械が唸りをあげ、崩れた壁から黒い霧が溢れ出す。
亡霊:「あぁ.........あ..ぁぁ」
実験兵器――“研究所の亡霊”が姿を現す。
金属の骸骨に、数字が刻まれたプレートが胸に埋め込まれている。
カイル:「また.......ナンバー付き........EROの仕業か」
4.チーム戦闘
四人が即座に展開。
エリック:「俺が前衛にいく!――炎DNA.......紅蓮蛇!!」
ナイル:「援護する!雷DNA.........雷閃連牙!!」
ラミエル:「カイル!タイミング合わせて!」
カイル:「あぁ――精霊融合、スピリット・アイス!!」
氷の鎖が亡霊を絡めとるが、黒いエネルギーで強引に破壊される。
亡霊:「ガ......カイル.....抹消.......」
カイル:《俺の名前を.......!?》
5.記憶の断片
戦闘中、カイルの脳裏に“前世の光景”がよぎる。
――血に染まった研究所。
――倒れる父。
――母の悲痛な叫び。
カイル:「......っ!!」
一瞬の隙をエリックがカバー。
エリック:「おい!気ぃ抜くな!!」
カイル:「すまない……でも、思い出したんだ……ここで……俺は…」
6.勝利と謎
カイル:「全員で..やるぞ!!合せ技だ!」
「「おう!」」
カイル:「水+.......」
エリック:「火+........」
ラミエル:「風+...........」
ナイル:「雷DNA!!」
「異系統四重詠唱.....厄災・終極!!!」
最後は、四人の合体攻撃で亡霊を撃破。
亡霊は黒霧となり消滅する。
しかし残された壁には、血で書かれた文字があった。
《プロジェクト・イル》
カイル:《........イル........?》
ラミエル:「カイル?どうしたの?」
カイル:「いや......なんでもない」
次回――
混血特殊部隊の前に現れる“少女”。
だが彼女の背後には、更なる脅威が……。




