第23話『学園生活、始動!』
1. クラス紹介
翌朝、教室にて。
ライル:「よし、新入生諸君。これから君たちは3年間、このクラスで共に学び、競い合い、そして成長していくことになる」
クラス全員:「「はいっ!」」
ライル先生は、落ち着いた雰囲気を漂わせながらも、どこか鋭い目をしていた。
カイル:《この人......ただの教師じゃないな。戦場を知ってる目だ》
ライル:「昨日の模擬戦、見事だったな。だが忘れるな。勝敗より大事なのは“仲間とどう 戦ったか”だ」
一瞬、カイルとラミエルの方を見る。
カイル:「......」
ラミエル:「褒められちゃったね」
カイル:「お前のおかげだよ」
2. ライバルとの距離感
休み時間。
カイルが廊下を歩いていると、背後から声がする。
エリック:「よぉ、混血児」
カイル:「.........何だ」
ナイル:「昨日の引き分けは認めてやる。でも次は絶対に負けねぇ」
カイルは一歩前に出る。
カイル:「あぁ。俺も次は負けない。......お前らが“本気”を出してくるならな」
エリック:「ハッ、言ってろ」
去っていく二人。
カイル:「......いいライバルになりそうだ」
すると、ラミエルが後ろから言う。
ラミエル:「ん?今“ライバル”って言った?」
カイル:「な、なんでもない!!」
3. ラミエルとのひととき
放課後、訓練場。
ラミエル:「ねぇ、昨日は私が足引っ張っちゃったでしょ?だから今日は自主練したいの」
カイル:「俺も付き合うよ....」
二人で技の練習を始める。
ラミエル:「風を操るのって、感情で乱れやすいの。昨日も、ちょっと怖く.....」
カイル:「怖くてもいい。........そのうち、慣れるよ。」
ラミエル:「.......そうだといいけど.....」
カイル:「大丈夫!困ったときは俺に言って....」
ラミエルは顔を赤らめて俯く。
ラミエル:「あ....あんたに教えられなくても....」
カイル:「え?何か言った?」
ラミエル:「な、なんでもないっ!」
4. ライル先生の影
夜、寮の屋上。
カイルは星空を眺める。
アイス:「主、今日は楽しそうだね」
カイル:「そうか?......まぁ、悪くない」
すると背後から気配。
ライル:「星を見上げるか。お前、良い目をしてるな」
カイル:「先生......」
ライル:「混血児であることを気にするな。力は使い方次第だ。......自分自身なんだ...」
カイル:「でも..........」
ライル:「大丈夫!...てかお前........水DNAしか使ってないよな?」
カイル:「......だって.....」
ライル:「混血児だからか?」
カイルは無言で頷く。
ライル:「混血は...呪いなんかじゃない...お前の力だ....自分を信じろ」
カイル:「わかりました.....ありがとうございます....」
ライル:「あぁ...さぁ明日も早いし....寝るぞ」
そう言って去っていく。
カイル:《......気分...スッキリしたな...》
5. 夜の決意
寮の部屋に戻る。
ファイア:「なぁカイル、なんでずっと俺を使わねぇんだよ!」
カイル:「........もうすこし...もうすこししたら....使うよ」
アイス:「でも主、もう仲間はでき始めてるよ」
カイル:「.......あぁ。だからこそ、もっと強くならなきゃ」
カイルは首飾りをぎゅっと握りしめる。
カイル:「...師匠。俺、少しは前に進めてるかな」
次回――
仲間との信頼を深める授業、そして迫る“本当の試練”。




