表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/157

3 現状把握

あれから恐らくだが一年近く過ぎたように思う。曖昧なのには理由がある。転生初日から少し経って部屋を移動したのだ。


新しい部屋にも窓はなかった。壁には相変わらず光源があるが物が燃えてるような匂いも光の揺るぎも無い。ただ母親がいた部屋と同じぐらいは広い。ベッドは柵付きの小さい物になっていたが。


確か母親の部屋のベッドは大きく天蓋付きだったように思う。自分のベッドに使われているのも絹のような手触りのもので普通に気持ちが良い。


光源が付いている時とついていない時がはっきりしているので恐らくだが光源が付いている時が昼間でついていない時が夜間のように思う。何故かって。。。最近やっと周りが見えるようになってきたんだが灯りの無い時でも普通に見えるんだよな。。。。。なんなんだこれ。部屋いっぱいヌイグルミがあるのが見える。天井にもなんかクルクルしてるのあるし。


まぁそれはともかく母親は数時間おきにご飯をくれに来てくれるし、父親も光源がある時間帯によく来る。最近は離乳食がメインになっているが。


そうそう、母親は淡い光っているような赤色の髪で瞳も紅い美人で、父親は黒に近いような綺麗な銀髪の美丈夫だった。眼は蒼色。しかも親父の耳なんか長い。母親のは普通に見えるんだが。


あとここは、この世界は異世界とハッキリと分かる事があった。魔法があったのだ。昼間の時間にメイド?達が3人程来たのだがそのうちの1人がおもむろに


「親愛なる我が神、アキロスよ。力をお借り致します、、、浄化」


身体がボゥっと光ると部屋が一瞬輝いて綺麗になった気がする。トドメは自分に少し触れながら同じ事をすると、粗相をしていた下着がすべすべに、口の中もスッキリした気がしたのだ。


これは間違いない。オドだかマナかわからないが何かしら前世ではなかった力があり、俺はテンプレを知っている。


その晩1人になってから身体の中にあるであろう力を探っている時とあっさりとテンプレ通りに丹田辺りに何かを感じた。 ふふふ後はお約束をするだけだ。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ