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第一話 ぬこさま
初投稿です。
誤字脱字の報告お願いいたします。
魔導研究の仕事帰り、いつも通り家に帰ると…
「お帰りにゃ〰」
家のぬこ様がぬこ神様になっていた。
「ええぇぇええええ」
# # # # # #
暖かそうな毛が前にも増して大きくなり、黄金に輝いていた。
「私のぬこ様でいいんだよね?」
「そうにゃ〰、あと、前々から思ってたけど寝る場所を考えて欲しいにゃ〰」
「と…言うのは?」
「地面でゴロゴロするのも飽きたにゃ〰、低反発ベットが欲しいにゃ〰」
「わかったよぬこ様、ところで何でそんな姿に?」
「イザナミ様に神にならないか〰〰って誘われたからにゃ〰」
イザナミ様軽いな、そんな軽いノリで神になれるのかよ。
「ただし、条件があると言われたにゃ〰」
「なに?」
「失われた魔導具を探しに行け〰〰だそうにゃ〰、一年の間までに探せねば死ぬ〰だそうにゃ~」
「うぇええええええ」
家のぬこ様が死なせないためにも、探しにいく決心をした私であった…