第六話
六話投稿です。
う〜ん ここは何処だ??
俺は確か気絶したはずじゃ。俺は上体を起こし周りを見た。
そこは何処まで続く草原だった。
いったいここは何処なんだ。こんな綺麗な草原初めて見たぞ。けどなんだろ??とても儚いような感じがする。
「あなたがエビウス様の末裔ですか??」
背後から声が聞こえた。俺は後ろを見た。するとそこには........赤色の髪を腰まで伸ばした美しい女がいた。
「貴方がエビウス様の末裔ですか??」
謎の美女は先程と同じ質問してきた。
「あ ああ。そうらしいな」
「そうですか。ふふっ 昔のエビウス様にそっくりです。」
謎の美女は儚い笑みを浮かべながらそう言った。
「お前はエビウスのことを知っているのか??」
「はい。ずっと近くで見てきましたから」
ずっと近くで見てきた??
「お前はエビウスとはどうゆう関係なんだ??」
「ふふっ、今は教えられません。」
「なんで教えられないだ??」
「女は秘密を隠したがる生き物です。」
なんじゃそら まあいずれわかるだろ。
「で あんたは何者なんだ??」
「私は、そうですね...ノームとでも名乗っておきましょうか。」
ノーム??なんだろ??悲しいような響きを感じる。まるで大切なヒトを失ったような感覚だ。
「ノーム、君は本当になんなんだ??」
「いずれわかりますよ。....そろそろ時間ですね。まあ今回は挨拶程度ですから目的は果たせたので、これで失礼します。偉大なるエビウス様の末裔様」
「ま 待ってくれノーム!!!」
クッ また頭が...痛い。俺は頭を抱え倒れてしまった。そして................意識をまた手放した。