表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
神帝の血を引く者  作者: R-9C
第一章 神の力覚醒す
3/25

第二話

二話投稿です

「貴方はいっちゃんとどうゆう関係なんですか!!?」


バンッと机を叩いて怒鳴っているいるのは俺の幼馴染みの静村雪江だ。

容姿はまあ簡潔に言えば昔の日本女性像、大和撫子だ。真っ直ぐ伸びた黒い髪がその証拠だ。しかも十人中十人が振り向くほどの美少女だ。性格も典型的な大和撫子なんだが俺の事になると............


「いっちゃんは私の婿様です!!貴方のような尻軽クソビッチにいっちゃんは渡しません!!!そうですよね!?いっちゃん??ねぇ何か言ってくださいよ 何か言いなさいよ!ねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇ何か言ってよ」


おわかりいただけただろうか??そうこいつは俺の事になるとヤンデレになるのだ!!撫子からヤンデレ大変身。まあ嬉れ......怖いです。

なんだよ!!あの虚ろな目!!そこらへのホラー映画より怖いよ!!!

口調も乱暴だし・・・いやそれよりも


「落ち着け雪江。深呼吸しろいいな」


俺は雪江の肩を掴み柔らかい声で落ち着くように言った。


「・・・うん。ごめんなさい。いっちゃん。ちょっと動転してしまって。 でも」

雪江は途中で話すのをやめて俺からフィチナに顔を向けて


「あなた、いっちゃんとはどうゆう関係なんですか??」

雪江はフィチナを睨みつけた。

「私は三神聖佳といいます。一聖くんとは従姉にあたります。」


とフィチナは偽名で自己紹介をした。まあ正直に自分は神です。なんて言ったら黄色の救急車呼ばれるのがオチだもんな。

雪江は怪訝な表情で


「いっちゃん。こんな綺麗な従姉がいたんですか??初耳なんですが。」


うわぁ疑ってやがる。当たり前か。とにかく


「聖佳姉さんは両親が海外勤務で海外で住んでついこの前日本に帰ってきたんだ。」


俺は雪江にそう言いながらフィチナに「これでいいか」という目線を送った。するとフィチナは微笑えんだ。多分問題ないということだろ。


「そうなんですか。先ほどは失礼しました。初めまして私は静村雪江です。」


まあ確かに尻軽クソビッチなんて失礼だよな。多分学校のやつらが聞いたら驚愕するだろうな。まあどうでもいいや


「丁寧な自己紹介ありがとうございます。こちらこそよろしくね」

とフィチナは透きとおる美声で返し微笑えんだ。


うん 雪江の顔が赤いけど気のせいだな。うんうん

ぐぅ〜と急に腹が鳴った。すげぇ恥ずかしい。


「いっちゃんお腹空いたの??それなら私が作りましょうか??いっちゃんの両親もいない事ですし」


と雪江は目を輝かせて顔近づけてきた。うわぁ〜いい匂いだわ。いやいや堪能してる場合じゃない。


「ああ、頼むよ。」


俺は雪江から少し離れて返事をした。


「わかりました。では愛を込めて作ります!!」


雪江は嬉々の表情を浮かべて俺に抱きついてきた。ああ〜フィチナには及ばないけどデカイ乳が気持ちいいなぁ〜


「あらら、盛んな事ですね」


フィチナがからかうような表情でそんな事を言ってきた。

すると雪江は顔を真っ赤して俺から離れた。ああ〜もうちょっと堪能したかったな。


「りょ 料理作ってきますね。」


雪江は顔を赤くしながら逃げるように部屋を出ていった。


恥ずかったんだな。そう考えていると


フィチナがいつの間にか俺に近づいていて耳元で「胸、揉んでみます??」と熱い息を吐きながらそう言ってきた。


やべぇ クラッときた。


「ふふっ、からがいようがありますね。わが主」



.......ですよね

と落ち込んでいる俺にフィチナは真剣な表情になって


「先ほどの続きの話しをしましょうか」


そう言ってきた。










評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ