第21話
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「おいおい、制服が汚れちまったじゃねえか。」
俺はこんな目に合わせた目の前の美少女に悪態をつく。
あらら 砂がもろ付いてるよ。所々破れてるし。
俺は少しげんなりした。
結構 高いだぞ。これぇ
「ど・・・・どうして・・・無傷なの・・・?」
目の前のツインテールは信じられないといった感じで呟く。
「いや 服は傷だらけだけどな。」
俺は能天気に言った。強者の余裕ってやつかな??
「ほ・・・・ほんとに化け物だわ・・・こんなの聞いてないわ。」
ジュリアは膝をついて、崩れてしまった。
あらら 戦意喪失か??
「おいおい。もう終わりか??案外、あっけなかったな。」
俺は嘲笑を浮かべていたのかもしれない。俺の大事な奴をざんざん苦しめたくせに これぐらい済むと思うな。
「戦意喪失の所悪いが・・
まだ付き合ってもらうぜ。」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「おいおい。ダンマリはよくないだろ。人の話しぐらい聞けよ。いや正確には神の話しを聞けってか。」
「・・・・・・・・・・・・・・・」
うん。完全に燃え尽きてるね。
ジュリアは顔俯かせながら、膝を崩したままだ。
「おい。何とか言えよ。」
俺は怒気を込めながら、
目と鼻の先までジュリアに近づいた。うん やはり顔は整ってるな。なんて場違いな事を考えていると
「死ねえっっ!!!!!」
「おっと。」
ジュリアは急に顔を上げたと思ったら、隠しもっていた剣で斬りかかってきた。俺は大きくバックステップでそれを避けた。
はは 騙し討ちってやつか。小癪な真似してくれるな。まぁ薄々気づいてたから咄嗟に避けれたぜ。
「クソッッ!!!」
ジュリアは悔しいそうに叫んだ。騙し討ちなんてもってしても俺を仕留められなかったからな。悔しいだろうな。
「・・・・・・・・・・・・・・殺せ」
「はぁ??」
「殺せ!!!!」
ジュリアは自棄になって叫んだ。
こいつ何言ってんだ??
殺せ??ころせ??コロセ??
はは お望みどおり。殺してやるよ。ただし 楽には殺しはしない。俺達を苦しめた分 痛い目に合ってもらおうかな・・・
・・・・・第三者から見たら俺は狂気に見えるだろうな。
なぁ。お前なら諌めてくれるかなぁ??
俺はある故人を想う。
俺の伴侶であり、部下であった女性を想う。
なぁ〇〇〇。




