番外編
少し息抜きで
夏 それは灼熱の暑さが全ての生命体に襲う季節。
無数の汗が身体中に発生させ 不快にさせる。そんな季節。
俺、三神一聖が最も嫌う季節。夏なんて無くなればいいのにと毎回思う。
俺はそう思いながら冷房がついた部屋でくつろいでいる。
冷房によって送られる冷たい風が部屋全体に充満している
「はぁ〜極楽 極楽。やっぱり夏は冷房がついた部屋で過ごすのが一番だな」。
俺はそう言いながらさっき冷蔵庫から取り出したアイスを食いながら呟いた。
もうこのまま天国に・・
俺はそう考えるていると
ガチャ
ドアが開いた音がした。
ドアを開いたのは・・白のワンピース着た雪江だった。綺麗な黒髪をくくりポニーテールと真っ白なワンピースが相対的でとても似合っていた。うなじがヤバイ
「いっちゃん。一緒に何処か出掛けませんか??」
正直 言うと外出たくないんだよな。
「外暑いから嫌だ。俺はこの部屋と一体化するのだ!!」
「いけません!!とにかく一緒に!!」
雪江は俺の手をもち引っ張ってくる。よほど俺と出掛けたいらしい。だが俺は行きたくない。外出たら干からびちまう。そう 俺はずっとここに居たいのだ。
「痛い 痛い 放せ。俺は部屋に居たいんだ。」
「いっちゃん。そんな不健康な生活を許すほど妻は甘くないですよ!!」
俺がいつ お前を嫁にしたよ。まぁ確かに俺と雪江の両親は俺達を結ばさそうと画策してるが 俺ごときに雪江は勿体ない過ぎる。
「とにかく外には出ないからな。」
「じゃあ いっちゃん。何でも言うこと聞くから・・
お願いします!!」
そう言われてもな・・・
ああ そうだ!! これだ!!ムフフ
「じゃあ 雪江のおっぱい揉ませてくれたらいいぞ」
「む 胸ですか・・・??」
雪江は顔を赤くし 俯いている。
これで どうだ!! 俺は是非でも外に出たくないのだ。
さて どう出る 雪江!!
「い いいですよ・・・い いっちゃんなら触られても・・・」
雪江は顔を赤くしたままそう言った。
なんてこった。誤算だった。まさか あの雪江が胸を揉ませてくれるだと・・
普段なら「そんな破廉恥な事できません!!」と言うのに。なんだ 今日の雪江は頭でも打ったのか??
いや これはチャンスだぞ!!あの雪江のジャストおっぱいを揉めるんだぞ!!まぁ外に出るのは嫌だが、必要な犠牲だ。問題ない。
「い いいのか??雪江ほんとに揉むぞ。」
「は はい・・・」
雪江は頷いた。
よし揉むぞ!!俺は両手をワキワキさせ
雪江の胸を揉もうとする。徐々に近づいていく事に高鳴る心臓。雪江も少し震えている。
もう少しだ もう少し。
俺の手は雪江の胸の手前まできた。あと勇気を出して・・・
いただきます!!!!
「何、鼻の下伸ばしてるですか??」
雪江は俺を冷めた目で見ている。はい 妄想してました。 すみません。
結局 雪江の馬鹿力に勝てず、そのまま引っ張られてしまい 今に至る。
暑い。暑いよ。母さん
俺はあまりの暑さにげんなりした。
「で 何処にいくんだ??」
「そうですね・・ 何処に行きましょうか??」
決めてなかったのかい!! まぁ雪江らしいというかなんというか。
普段はしっかりしてるんだが時々天然な時があるんだよな・・・
まぁ仕方ない。
「まぁ駅前で買い物でもするか・・」
「そうですね。行きましょうか。」
雪江は微笑みながら手を繋いできた。
「うわぁ!!雪江 な 何するんだ!!」
「いっちゃんの手暖かいです。」
雪江はうっとりするような声色でそう言った。
答えになってないぞ・・
まぁいいか。
俺は今雪江と駅前にいる。あの後、結局手を繋いだままだった。お互い恥ずかしいのか無言だった。
「さて 何処に行くか・・」
「服でも見に行きませんか??」
「そうだな。行くか」
「はい。」
俺達は服を見に行く事にした。
ふぅ〜やはり冷房がきいてて幸せだ。俺達は今ショッピングセンターにいる。外とうって変わって涼しい。まるで別世界のように。
そう感想を述べている間に着いたようだ。
いかにも、女性の服しかないな。まぁ俺は服にはうるさくないし、服は家にいっぱいあるしな。それに今日の主役は雪江だしな。
雪江は「もっと服に気を遣うべきです!!」とかよく言われるが 事実 興味ないんだよな。
先程も雪江に言われたが、「そもそも お前が誘ったんだ。主役はお前だろ。まぁ荷物持ちぐらいはしてやるよ。」と笑顔で言ったら雪江は顔を赤くして「あ ありがとうございます。」と俯きながら言った。何で顔が赤くしたんだろうか??
まぁ いいか。
で今に至るって訳だ。
「さて 入るか。」
「はい」
俺達は服を物色するため中に入った。
「これ どうでしょうか??」
雪江は白のカーディガンを手に持ち、聞いてきた。
カーディガンを着ている。雪江を想像する。
「うん。いいと思うぞ。」
「じゃあ買います!!」
決断はやっ!!!
「いいのか??もっと悩んだ方が・・・」
「いいんですよ。私はこれを買います。」
雪江の決断は固いようだ。何を言ってもダメそうだ。
結局、あの後、スカートやTシャツなどを追加して金額が倍増した。
えっ 誰が払ったって??
俺です。まぁ雪江にはいつもお世話になってるしな。
雪江は「いけません!」と言っていたが「これぐらい男として甲斐性見せないとな」笑顔で言ったら顔を赤くし「あ ありがとうございます」と言った。あれなんかデシャブを感じるぞ。
まぁなんだかんだであの後、小物や晩飯などの材料を買い、今、帰路についている。
当然、荷物は俺が持っている。こんな重いやつ雪江に持たせるわけにはいかないしな。
それにしても夕日が綺麗だ。地上の全てをオレンジ色に染めていて、なんか幻想的だ。
と詩人みたいな事を考えていると
「いっちゃん。今日はありがとうございました。無理矢理外に出した挙げ句にこんなに物を買ってくれて、ほんとにありがとうございます。」
と雪江はお辞儀をした。
まぁ楽しいかったしな。
「気にするな。寧ろ日頃の恩が返せて嬉しい。」
「ほんと・・・・・優しいですね。まるで神様のようです」
雪江は呟くように言った。
「俺が神様だって??」
「はい まるで神様の慈悲を受けているかのようです。」
「はは 大袈裟だな。俺はただの平凡な人間で、そして・・・・」
「おっぱいをこよなく愛する人間ですか??」
雪江は冷たい目でそう言った。
「べ 別にいいだろ。俺は俺なんだからさ」
俺は言葉につまりながら言った。仕方ないだろ!!おっぱいを愛さない俺は俺じゃないんだ!!!
「フフ、そうですよね。いっちゃんはいっちゃんですよね。」
雪江は微笑みながらそう言った。
それを見て 一瞬、ドキッとしてしまった。
雪江の端正な顔立ちの笑顔が俺の脳を刺激する。
やべぇな 惚れてまうやろ!!!
・・・・・まぁこんな出来事がいつまで続けばいいなぁ。
本当に神様がいるのなら・・・ どうか こんな平凡が続きますように・・・
「そうだな。俺はおっぱい聖人だからな!!!」
「いっちゃん!!そんな事大声で!!」
これは俺が神様の子孫だとわかる前の夏の季節の話である




