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少女の呟いた願望

作者: 白江雅人

これはー

昔自分が書いたモノが見つかったので

あげてみました。

じぶんで見返してちょっと感動してしまったのですが

他人から見たらどんなモンなのかと気になってます。


感想ほしいです。

私は世界で一番幸せで、そして

世界で一番不幸な人間だ

自分が幸せと知っていながら不幸である

矛盾はしていない

だって私は紛れもなく幸せな世界にいるのだから

そして

幸せがずっと続いているのだから・・・


私は普通の高校生だ

世間的にと付け加えた方が良いのかもしれない

お父さんはサラリーマン

お母さんは主婦

一つ下の弟が一人いて中学3年生

絵に描いたほど普通で、また幸せな家庭だ。

たった一つ

私を除いて

私はうんざりしていた

自分に存在価値を見いだせずにいた

私はすでに人でいたくなかった

自分ではもう人と思っていなかった


小さい頃に友達の意味を考えた

仲良くしゃべる子はすべて友達だった

けど私のそんな考えはいとも簡単に消えていった

私は友を裏切った

私は裏切られていただから裏切った

親友だと思ってた

だってずっと一緒だった

学校へ行くのも、班を作ったりするときも

友達だから当たり前だと思っていた

でも私は拒絶された友では無いと言われた

一番最初に浮かんだ疑問はこうだった


『友達じゃなかったら私たちはなんだったの?』

毎日笑って過ごしていた

くだらないことを言い合った

けんかもしたけど一日もせず仲直りした

そんな私たちの関係はなに?

私はそれに裏切りという答えを出した

人というものは裏切るのだと

信じてはいけないと

信じた振りだけをしていればいい、と

そう言って私の出した答えは私自身を裏切っていった

人は信用できない

じゃあ自分は何なのだろう

自分は人なんかじゃないだって裏切らないもの

自分は裏切れないもの

私は人ではないのか

私は人なんかじゃない

あんな下劣で最悪の存在とは違う

私は

私は

私は

私は

私は

私は

私は

私は

私は存在しない

できない

裏切るのが人間で

私は裏切らないものなのだから

人の子である私は存在してないんだ

矛盾は実在しない

私は存在してないんだ

あはは

あははは

あはははははははははは


私は普通の高校生だ

世間的にと付け加えた方が良いのかもしれない

お父さんはサラリーマン

お母さんは主婦

一つ下の弟が一人いて中学3年生

絵に描いたほど普通で、また幸せな家庭だ。

たった一つ

私を除いて

私はうんざりしていた

自分に存在価値を見いだせずにいた

私はすでに人でいたくなかった

自分ではもう人と思っていなかった


私はあれから今まで自分をけすことを考えてた

始めは死ぬことを考えた

でも思いなおした

ただ死んでしまったら意味がない

第一消えることは成功しない

机の上に花が置かれてお仕舞いだ


いっそ最初からいなければいいのに

本気でそう思う。

存在できないはずのものが今ここにある

あった事実まですべて消えるべきだ

あほらし

そんなことできるわけがない

けれどやはり魅力的だ

自分がいなくなる

誰にも迷惑かけず

消える


妄想の世界からふと我に返る

体が震えてる

武者震いだ

死ぬのは恐いとは思わないはずだから

死んだら感覚がないはずだから

死んでしまえばお仕舞いだから

消ればおしまいだから


私にとって家族は大切だ

この人達は血のつながりというものを絶対と思ってる

そんなめでたい人だから私は信じれる

だから私が死ぬことでこの人達に迷惑かけたくない

大切だから

私を幸せにしてくれるから

私をその分不幸にするから

だから消えてしまいたい

いなかった

弟一人っ子だった

涙が出る

寂しい

私がいない

けれど

消えてしまえばそうおもはなくなる

私が異常なのだ

フツウの人間はこんな事考えない

思いつかない


私が消えれば世界が綺麗にまわるはず

私は歯車に挟まった塵だ

合った時の分だけ歯車に影響を与えたから戻してそして無くなりたい

私をけしてください


きっとこれは

世界一幸せな私だから言える

世界一贅沢なお願い

それ故私は世界一不幸であって

不幸のまま明日を迎える

明日も明後日も変わらない


私は普通の高校生


どうでしたか?

昔軽い厨二が入った状態で書いたモノなので

厨二臭くもありますが・・・

コレに胸打たれたのはやはり自分と重ねたところがあるからだろうか?


読んでどうだったか感想ください。しつこいですか?そんなやつです。

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