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転生タイムスリップ  作者: Ari
第一章
9/40

8 湖

 ヤンおばさんに教えられた通り、里の裏に行くと想像していたより大きな湖があった。そして今日は満月だからだろうか、湖が光り輝いていて幻想的だった。

 

「綺麗・・・。こんな湖があったんだ」


 その幻想的な景色に魅入られ、私はしばらく動けなかった。


「あっ、早く汗を流して戻らないと、ヤンおばさんが心配する」


 湖の傍まで近づき、周りに誰もいないか確認する。


「よし、誰もいない。・・・念のため、魔法も使っとこう。<気配察知>」


 魔法が発動したのを確認してから、私は約半日ぶりにパーカーを脱ぐ。

 半日、ずっとフードをするのは意外と疲れるもんだ。

 

 パーカーを脱ぐと風にあおられ、自分の白い髪が目に入る。


「・・・早めに洗って、早めに戻ろう」


 私はすぐ服を脱いで湖に入った。少し冷たかったが慣れればそうでもない。


 五分程湖につかって、汗を流し、そろそろ出ようと立ったその時、


「っ!」


(気配が!)


 気配察知の魔法に反応があった。

 そこからの葵の行動は速かった。大体、湖の岸まで二秒、体を拭くのに三秒、服を着るのに十秒、合計十五秒といったところだ。しかも素の身体能力で。葵自身も己の身体能力に驚いていた。


(身体能力が上がっている?)


 が、驚いていたが故に葵は一つのことを失念していた。



 そして、気配察知に反応した、人が現れた。


「そこにいるのは誰だ!!」


 現れたかと思ったらいきなり誰何された。しかもこの声は、


「蒼焔皇子!!?」


 だった。


 

短くてすみません…

でも次の話とあわせて書くと逆に長くなってしまうんです・・・

あきれずにこれからも見ていただけると嬉しいです。

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